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聖女は聖女の風が吹く

午前7時50分。

携帯のアラームがなる

「嗚呼、、」

今日は仕事の研修開始日。

あたしは起きた瞬間

辞めようかな


と思っていた

でも状況的に受けたほうがいいな、、と嫌々ながら起きた

寝不足気味で、心が少し擦れている

ゴミ出ししなきゃ
会社にメールしなきゃ
手続きしなきゃ、、etc

朝のバタバタが懐かしくて不快。

、、、

バタバタ走りながらまずはゴミ出しをした


その時同じ住人のババアとすれ違った

あたしは住人に会わないように絶対に気をつける

のだが限界はある


そのときにジロジロみてきたのがわかった

すれ違って後ろを振り向いてまで


あたしは

年寄りのジロジロ人をみる癖が大嫌い

どんな理由があれ人をジロジロみるものではありません


しかも同じ住人だし本当に不快だった

年寄りにかかわらず、ケガや障がいで見た目が変わってる方等を
ジロジロ見る人も

大嫌い


心の中でそう叫んだ

・・・

ゴミがカラスによって荒らされていて
汚らしくなっていた

まるであのババァのように


「嗚呼、カラスがうっとうしい」

まるであのババァのように


、、、

急いで家に戻り、仕事の手続きや洗濯等をおこなっていた

するとすっかり忘れていた会社からの面接通知がきていた

あたしはそれをみて

「時給はそっちのほうが安いけど、仕事内容はこちらのほうがいいな、、
でも早く仕事を始めないと、、、」

そう思っていたがなんか

抵抗がある事柄がたくさんある


・まずやる気が起きない
・原因不明の下痢
・色々手続きがめんどくさすぎる
・環境を整える指示がめんどくさすぎる
・不快なババァの存在
・仕事の研修前で涙しているのに親友S子から無視、、
etc

色々考えた結果、、

入社辞退

することにした

やはりこの擦れた感じは良くない証拠

あたしの吹く風はあたしが決める


そう決心し、先方に伝えた


そうすると
心が
ほっとした

「嗚呼、これでよかったんだ」


あたしはそう確信した

確かに状況と条件を見れば今すぐ仕事を始めるべき

でも

でも

あたしが違うと感じたら違うの


あたしはすぐさま別の会社にメールをした

これで
大丈夫

あたしはすっと抵抗がなくなり、前へ進める気がする

宇宙の流れに乗るには
抵抗をなくして風に乗る

とっても大事なことなので覚えておいてくださいね

★聖女の金言★
明日吹く風はあたしが決める


fin,,,,

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