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「人」に興味を持つこと

noteを見ていて、ふと思った事があったのでちょっと書きます。


私から見れば、「自分で何かを創造する」というのは「自分が輝く舞台を作って、演技している」ようなイメージです。

ですが、大抵の場合は「演技そのもの」に皆は注目して、「演技している人」には気が付かない気がします。

このnoteに例えると「記事の内容に興味は持ったけど、記事を書いた人には興味が向かない」って感じです。




「人」が好きか「ジャンル・コンテンツ」が好きか


少しだけ私の話をしますと、ニコニコ動画にて「RTA」というジャンルをよく視聴します。ゲームを開始した時点から、ゲームのエンディング画面までのタイムを計るeスポーツのようなものです。

現代のスポーツと同じですが、「ゲームの数だけRTAが存在する」と言えばかなり幅が広い界隈だと感じます。

私は様々なRTA動画を見ていますけど、視聴数よりも「どのゲームのRTAか」というのはやはり重要です。ゼルダやマリオのような有名なものから、殆ど知られないマイナーなもの、果てはエロゲーのRTAなんてもあります


例えば、ある人の動画を視聴したとしましょう。その方の動画編集はとても面白くて、気が付いたらその方が投稿した他のRTA動画も見ていた…なんてことがよくあります。

これは私が思う理想ムーブです。最初のRTA動画をきっかけに「その人の作るコンテンツ」自体に興味が湧くと、この先新たに動画を投稿していても視聴者が減りづらい気がします。

あるゲームに関するRTAが見たい場合は、シリーズの視聴を終えたらすぐに撤退して他の方の動画を見に行くでしょう。これは「ジャンル」に興味が向いていて、「その人の動画」自体には関心が向いていない事を指してます。


noteでも同じですね。「記事の内容」に興味は沸いても、「記事を書いた人」に興味を持つかどうかは全くの別物。

質の高さ云々以上に「あ、この人面白そうだな」って思われる方のが、フォロワーや興味を持ってくれる人を増やせるんじゃないかなと感じたんです。


方向性の切り替え時は注意が必要?


ただ、どうも気を付けるべき点があると思っています。それは「投稿動画のジャンルそのものを変える時」です。

先程のRTA動画の例を取ると、これまでRTA動画を投稿していた人が、通常のゲームの実況をしだすようなものです。「RTAが好きだから見ていた」という理由だけなら、この時点で視聴数って激減するんですよね。

視聴数が減らないとしたら「余程知名度がある存在」か「余程奇抜で変わった事をした」かですね。平凡な内容だと、どうしても見てくれる人は落ちてしまいます。


とある好きな動画投稿者に関する話


私の好きな動画投稿者の中に、カルアミルクさんという方がいます。

この方は最初はRTA動画を中心に登校していたのですが、今は通常の実況を初めています。ですが視聴数やマイリス数、コメント数はかなり安定した数字を出しています。

彼が投稿している動画は「遊戯王に関するクソゲーRTA」が殆どでした。

  • 遊戯王真DM 封印され記憶(PS)

  • 遊戯王DM8 破滅の大邪神(GBA)

  • 遊戯王DM4 最強決闘者戦記(GBC)

  • 双六のスゴロク(GBA)

どれもこれも難易度がおかしかったり、内容が虚無だったり、不自由が多いゲームなんですね。クソゲーと言われるゲーム達です


その方が、ある時期から通常のゲームの実況をするようになりました。
ですが、その方の動画の勢いは落ちてなかったんです。

その方が出した動画は、ゲームWikiでクソゲー判定を受けていた「双六のスゴロク」。

視聴数自体の衰退も殆ど見られないし、投稿者の編集やトーク内容も面白くて、全編後編両方楽しめました。あと右上のBMGがえっちすぎる

この時私は「この人の作る動画って面白いな」って思いました。それ以降、新たに動画を作るたびに動画を見に行っています。

クソゲーにばかり手を出してることも強烈ですが、この人自体に興味を持った、ということですね。


自分の個性と創造力を出していきたい


note上でも、文章だけでなく音声や動画の投稿は可能です。

どんなコンテンツを出すにしても、「自分が最も個性を活かせる媒体」を知って自分らしさを全面的に出すって大事ですね。

そして「人」自体に興味を持ってくれると、どんなコンテンツを出しても一度は見に来てくれるような気がします。私がそうですからね。

「いいね」という機能がありますが、こちらは記事を読みましたよというサインにもなるので、積極的に活用もしています。コメントもなるべく残していますね。


はい、ちょっと真面目な話になりました。

私は普段はエロに関する話を頻繁にする恐ろしい人ですが、スタイルを崩すつもりはありません。寧ろこれが自分らしさって事で。

興味を持ってくれる真の物好きさんの為に、私は今日も一人舞い続けます。


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