「いいひと」に疲れた私
私は昔から「いいひと」というレッテルを貼られてきました。
小さい頃から何かと小回りが利いて、どんなことでも人の役に立つように動き続けた結果、周囲からそう言われるように。
私としてもそれほど悪い気分ではなく、寧ろ人の役に立つ事が嬉しかったので、これまで気にしたことは無かったんです。
いい人過ぎて、損をしたことも多かったです。困っている人を見ると、どうしても私は放っておけません。
仕事で人の分の残業まで手伝ったり、悩みがある友達に1~2時間ずっと付き合ってあげたり…気が付けば人の為に動いていました。
例えば今私は占星術を使って人を占うことが出来ますが、悩みを抱えた人を見ると人柄を問わず占いたくなってしまいます。
流石に他人が絡むと「お節介になるかな…」となるんですけど、友達や家族が相手になると「いいひと」に変化します。
占星術を通して理解したこと
そんな私ですが…今は「いいひと」でいるのを辞めました。分岐点となったのは、やはり占星術による自己分析。
以下の画像に赤く示したマーク2つがあります。
上が開いている方は「ドラゴンテイル」、下が開いている方は「ドラゴンヘッド」と言います。それぞれ「過去と向かうべき方向」を示しているとか何とか。
つまり、ドラゴンヘッドが存在している方向へ進んでいけという事。
私のドラゴンヘッドは6番目の部屋、山羊座♑のサインを示しています。
意味を総合すると「義務・責任・最後までやり遂げる・真面目・健康への課題・管理」など。少々堅苦しい意味が並びます。
当初は「???」と自分でもよく理解できていなかったのですが、自分を観察する中でこれらを実感するようになってきました。
…ともあれ、私の特徴としては
何でも安請け合いしてしまう
責任を途中で放棄してしまう事がある
最後まで物事を完結出来ない時がある
周りばかりを見て、自分に意識が向いていない
自己管理が下手で体調を崩しやすい
等があげられます。安請け合いや周りばかり見るというのは、「いいひと」の典型だと考えています。
ドラゴンテイルはヘッドの反対側にあるので、12番目の部屋で蟹座♋にあります。親身で誰に対しても優しさを発揮するという意味なので、まさに上記に書いた通りです。
「つまり自分は、何でもかんでも安請け合いするんじゃなくて、本当に必要としてる人かどうかを見極めて、責任と完遂能力を発揮するべきなんだな」
と理解しました。以来、頼まれた場合のみ行動するようにしています。
とはいえ、家族に対してだけは別ですね。必要に応じて自分から手を貸しています。
…まあ、全ての人が「いいひと」を辞めるべきかと言われたら、そういうわけではありませんけどね。全員は否定できません。
ただ、「いいひと」だった私からすると損しかしません。人生、ずる賢く生きる方が圧倒的に楽ですし、それが自分を偽っていたとしたら…馬鹿らしく思えませんか?
もっと気楽に生きていきたいものです。楽観的な考え方の人には、ちょっぴり嫉妬しちゃうこともありますよ。
まあ、ちゃんと自分らしく生きていこうって感じですかね。
…締め方が雑ぅ!
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