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化学物質過敏症になる

私は断薬後に、
化学物質過敏症というか薬剤過敏症になってしまいました。
 
このことには
すぐには気付けませんでした。

頓服薬を飲んだ時に、
それまでとは違う反応を
身体が示すようになりました。


2019年の10月頃は、
あまりにも
長く続く反跳性不眠にノイローゼ状態になり、

睡眠薬のベルソムラやレンドルミンを
頓服で飲んでしまいました。

あまりの不調に、
頓服で
レキソタンを飲んだこともありました。

その時に
 
奇異反応や激越

という
添付文書に記載されてる
0.01%出現率の副作用に
ぶち当たるようになりました。

 
私が不眠が治らないと言うので、
主治医はベルソムラを処方してくれました。
 
ベンゾジアゼピンに変わり、
依存性の少ない安全と言われて注目されつつある睡眠薬です。
(この依存性が少なく安全というのも、 
信用できないと思ってます。
何故ならベンゾが登場した時の
売り文句も、
依存性がなく安全だったからです)

 
ベルソムラは4日間くらい試してみました。

続けて眠ることはできませんでしたが、
確かに睡眠時間は圧倒的に増えました。
 
しかし
翌日の身体のダル重さが半端ありません。
一日中倦怠感が続きました。
挙句、
日中にもダラダラ眠気が残りました。
後頭部の頭痛も酷い。
しかも連日悪夢を見ます。
(笑えますが添付文書の副作用に悪夢と書かれてました)
 


眠れる時間は増えるけど、
何だか
体によくない薬だなと感じました。
 
そしたら4日目に激越という
重篤な副作用が出ました。

 
当初はベルソムラの添付文書には、
激越は記載されてませんでした。

相次ぐ報告で追加記載された副作用でした。
 
奇異反応と同じようなものです。
 

2019年の10月頃は、
奇異反応と激越で大変なこと
になってました。

下手したら自死していたかもしれません。

 
攻撃的な男性などは、
奇異反応や激越で他害行動に及んで
事件になることもあるそうです。


(向精神薬の副作用による攻撃性が原因と思われる殺人事件は実はとても多いです。
日本史上に残る残虐な事件もかなり含まれてます)
 
結局は不眠に負けず、
頓服で睡眠薬など飲まなければよかったことなのですが、

なかなか理想通りには断薬できませんでした😭
 
かなり四苦八苦しての断薬です。
 
「もう私は一生不眠なんだから、
 GABA受容体がダメージ受けて眠れない脳になったのだから、
睡眠薬を飲んで寝るしか選択肢はない」
 
といった
思い詰めた絶望的な考えにもなっていました。

 
この薬剤過敏症、化学物質過敏症は
他の薬についても現れました。
 
離脱症状で目がやられて、
硝子体剥離になった時に

眼底の検査をしたのですが、
その時の瞳孔を開く点眼薬で
0.1%以下の出現率の副作用が出てしまいました。
 
副作用の名前は忘れましたが、
目の周りの皮膚が真っ赤に爛れて
眼球に張り付くみたいな。。
そんな症状が出ました。

眼科医にも
滅多にそんなことになる人いないんだけどね、

笑われました。

 
この薬剤過敏症は漢方薬に対しても現れました。
 
不眠や離脱症状に悩む私は、
漢方薬を
試すことにしました。

知人の薬剤師さんから、
顆粒の漢方薬は高温処理してるので効果が弱い。
ちゃんと煮出しタイプの漢方が良い


勧められました。

 
奈良県高取町が漢方発祥の地で有名な町でした。
前天皇陛下も来られた町です。
 
そこで柴胡加竜骨牡蛎湯という漢方薬を
処方してもらいました。

不眠や精神に効く漢方らしいです。
煮出して飲むタイプの漢方薬です
(超苦いです)
 
それまで私は病院で処方してもらえる
顆粒タイプの大手製薬会社の漢方薬を
何種類も飲んだことがありました。
 
どれも効果を感じれなかったので、
今回も正直期待してませんでした。
 
ところが飲んで5日間ほどで
明らかに異変を感じました。

交感神経が暴走していた私ですが、
この漢方薬が副交感神経を働かせてくれてる
症状が出てきました。
 
睡眠も少しマシな気がする。
ただ夜中に何度もトイレに行きたくなる。
勝手に涙が流れてくる。
妙に朝快便になる。
下痢気味にすらなる。
 
これらは
副交感神経が優位になった時に起きる症状でした。
 
ただ私には、
致命的な副作用もありました。
 
どうしてだか
劇的な鬱状態になるのです。

 
理由はわかりませんでしたが、

薬の力で無理に自律神経をいじるのは良くないのかもしれない、、、
と思いました。
(イメージとしては副交感神経優位状態はダウナー状態、
無理に薬でダウナーに持ってくと、
私はウツになるのかもしれないと感じました)

 

今は離脱症状で、
交感神経が暴走している!


変に抑えないで自然に任せて暴走させた方が
いいのかもしれない。。。
自然にそのうち治るだろう。
 
結局自然が一番いいのかもしれない。。。
という結論になりました。
 

結局
ずっ〜と、
向精神薬で自律神経を押さえ込み
麻痺させてたわけです。

押さえ込んでた薬がなくなったので、
しばらく反動でメチャクチャになるのも
仕方ない。。。

 
そう思いました。
 
なぜ
化学物質過敏症になってしまったのか
わかりませんでした。
 
しかし
年末に精神科医から直接その説明を受け
納得がいきました。

年末に大阪で減薬断薬を手掛けてる
増田さやか先生のセミナーがあり、
頑張って参加しました。
 
その時に減薬断薬、離脱症状についての資料をもらいました。
その資料に従って増田さやか先生が
説明してくれるセミナーでした。
 
そこに
断薬後は化学物質過敏症になる人が多い
書かれてました。

そしてよく聞く言葉、
キンドリングについての説明
もありました。

よく何度も減薬増薬を繰り返すとなりやすい!
と言われてますが、
1度でもなる人はなるそうです。

要は薬を抜くと脳が過敏になり、
化学物質(薬)に過敏に反応するようになることがあるそうです。
(個人差はもちろんあり)


なので、
減薬した後に再服薬すると、
私のように激しく悪化する人もいるわけです。


実際に私は奇異反応、激越まではいかなくても、
断薬後や減薬中に再服薬して具合が悪くなった
人を何人も知ってます。
 
 
断薬後は
神経、主に自律神経がめちゃくちゃになり
過敏になってる。
GABA受容体も減少している。

できるだけ断薬後は再服薬したり
お薬を飲まない方がいい。

変に飲むと離脱症状を長期化させ、
さらに受容体の減少をもたらす。
 
辛いけど我慢できる範囲なら我慢してください。
との内容でした。
 
私は我慢できずに😅
10月頃に何種類かの薬を頓服的にですが
飲んでしまい、
逆に悪化してしまいました。
離脱症状もさらに悪化させてしまった感じでした☠️

主治医にも
「飲んじゃったのか、
 離脱症状また長引くよ!」

言われてしょんぼりしました。
 

後悔しましたが、
スムーズに理想的に減薬断薬
できない難しさを感じました。


 
2019年の秋頃はまさに
四苦八苦暗中模索状態という感じでした。


断薬目指して減薬中の人も、
もしかしたら私のブログを読んでるかもしれません。

理想的にスムーズに楽に断薬成功してる人
なんてほとんどいません。

途中失敗したり自分の弱さから、
情けないと思うような事態になるのは
当然と思います。

それでも断薬したいと決意したなら、
紆余曲折しながら頑張ってください。

根性忍耐努力という言葉を減薬中の人に言うと、
嫌がる人もいますが、
わたしには根性忍耐努力が必要でした。

楽に断薬できるなら
誰も苦労しません。


残りの人生の為に、
自分の力を信じて
賭けてみる価値はあると思います。

わたしは向精神薬を飲んでる時は、
離脱症状時よりある意味酷い状態でした。
メジャーなどで廃人状態になってましたので。

離脱症状も激しかったです。

確かにいろんな面でわたしは恵まれてたのかもしれません
(ブログに書いてないだけで、
家族や両親ともいろいろ揉めましたし、
辛いことなど沢山ありました)

でも何度も繰り返して言います

どんなに離脱症状が酷くても

多少後遺症が残っても

断薬する価値はあります!!

(とりあえず減薬断薬していいか
主治医に相談してください。
私も主治医の許可を得て踏み出しました。
まっ許可なくても私はしましたけどね。
それはもう自己責任の世界です)

自分の人生、
自己責任で選択決断する!


この問題に限らず、
人間として基本だと思います。

自分の頭で考えることができる日本人は1割しかいないと、
著名人の本で読みました。

日本の教育がそういった人間を育てる教育だそうです。

教育の闇

これもかなり深い闇です。

精神医療、向精神薬の闇から、
他にどんどん知識は広がり、
日本社会にある
いろんな闇や知らなかった現実が見えてきました。

今まで知らなかった自分がバカであり、
自分の頭で考えられない
まさにアホな日本人
だったと後悔してます。

断薬後はそういった知識が広がるといった
楽しみもありますよ😊🎵

麻薬でボーと鎮静されてる脳みそでは、
難しいこと考えられませんから。

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