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1年前のGWの頃(闘病記)

※2021年4月末に書いた記事です。


1年前の4月下旬から5月の連休の頃。

実は、
かなり不調になっていました。


しかも
メンタル的な不調が強く出てきました。

日記にも書いてますが、

うつ状態が酷い。
鬱々してる。


そんな状態に突然襲われました。


まだ
メンタルが不安定な中、

家の中がとても汚く、
掃除して綺麗にしなくては!
という強迫観念にもかられてました。


昨年の連休の頃、

鬱々して、
2階の寝室で1人で泣いてベッドに篭り、

夜も
息子が作ってくれた夕食にも
手を出しませんでした。

うつ状態は
4,5日間続いたでしょうか。

もう離脱症状も弱まりつつある時期に、
メンタル的に落ち込み、


もしかしたら、
わたしは「本物のうつ病」なのかもしれない。。。


不安になり、
死んでしまいたいような気分になりました。


久しぶりに
向精神薬の頓服薬を飲みたい衝動にも
かられました。


そんな中、
その頃はまだいろんなことで、
夫と揉めたり、
言い合いになるようなこともありました。

ある日
朝から夫とやり取りで揉めて、

わたしは
精神的に駄々崩れになり、
朝から大泣きしてしまいました。

そして 
その日の夜中1時過ぎに、
わたしはスーツケースに荷物をまとめて、
実家に帰る決心して、
最寄りの駅まで歩いて行きました。

わたしが荷造りして、
家を出ても、
家族は熟睡していて気付きませんでした。

始発は5時過ぎ。
駅に夜中の2時ごろからずっと座ってました。


実家に行くつもりでしたので、
母にはラインで連絡をしました。


母は心配して、
夜中に夫に電話をしたようです。

夜中の3時ごろ、
駅に夫と息子が来てくれました。


変になってたわたしは

「実家に帰る。
もう貴方達とは暮らせない」

がんとして言うことを聞かず、
改札口の前から動きませんでした。


結局
始発が動き始め、
わたしは改札口を通り、
ホームまで行きました。


夫も息子も
「しばらくまた実家でゆっくりしてきたらいい」


最後は認めざる得ませんでした。


でも
最後の最後で理性が働いたのか、
結局電車に乗ることはできず、
改札口を戻りました。

まだ
そこには夫が待っていてくれました。


結果的には、

この最後の1週間ほどの
メンタル不安定とうつ状態を最後に、
わたしのメンタルは
もう「うつ状態」
「訳の分からないコントロールできない
衝動性」


そういった類のものに駆られることは
なくなりました。


その時は、
やはりわたしは「精神病」かもしれない、、、、と
絶望的な思いになりました。


でも、

おそらく、
最後のメンタル的な離脱症状だったのでしょう。


向精神薬の脳への影響、
しかも悪影響の最後の悪あがきだったと思います。


情緒不安定な時は、
夫や子供達と言い合いになったり揉めると、
わたしのメンタルは駄々崩れになり、
よく泣いてました。


不思議ですよね。

向精神薬って、
精神状態を良くするために飲む薬
なんですよね?


わたしの場合は
飲んでる時の方が、
よっぽどメンタル不安定で、
コントロールできなくなってました。


その後も、
もちろん夫と噛み合わないことや、
カチンとくることを言われたりします。

子供達ともそうです。


でも
以前の自分のように

「そんなこと全然平気!」

になったのです。

またそんなことほざいてやがる!
ハイハイ、そうですか!
みたいにスルーできるようになりました。

そして
口先では、
理解あるような言葉も言えるようになりました。

心の中では悪態ついて(笑)

昔の自分のようです。


いえ
昔の自分より逞しく強くなった自分が
現れました。


離脱症状は身体の辛さばかりが
注目されがちですが、
相当精神状態もやられます。


直後は
半端ない反跳性不安にも襲われました。

何するにしても不安で怖くてたまらない。

この訳の分からない不安は1年近く
残りました。
パニック発作にもなりました。

そして
激ウツ・衝動性・自殺衝動。

わたしは
離脱症状の自殺衝動(希死念慮)で、
何回か危ないことをしました。
奇異反応が起きた時のみですが。

一見
「立派な精神異常者状態」
になりました。


個人差はあるかもしれませんが、

多剤大量処方服薬や、
強い向精神薬を長期間服薬した人。

そのような人は、
このようなメンタル的な修羅場も
くぐり抜けなければ、
断薬はできないのではないか、、

個人的には思います。

薬で脳がもう異常運行状態になってるので、
薬なしでマトモに通常運行できるようになるには、蛇行運転しまくりって感じです。

大抵の人は、
そこで
「わたしはメンタル疾患」と 
早急に判断を下し再服薬する。

もしくは、
家族が服薬を勧める。
(医者はもちろん簡単に再服薬や 
増量を勧めます)

もうひと踏ん張りのとこで諦めて、 
再び向精神薬の服薬に戻ってく人が
多いように思われます。


そして
それこそが
「向精神薬をやめれない罠」
のような気がします。


向精神薬、
減薬や断薬したら、
精神状態は一旦はものすごく悪化します、


薬の反動です
希死念慮も出ます。

よく 
希死念慮が出た!ヤバイ!
薬飲まなくちゃ!

言う人がいますが、

思うに、
希死念慮を怖がると言う時点で、
本当に死ぬ気はないとも言えます。

本当に死ぬのが怖くなく本望なら、
希死念慮なんて平気です。
望んでることなんですから。

希死念慮だけでは、
なかなか人は簡単に死ねません。
そこに
「衝動性」が加わるから怖い。

そして
向精神薬こそがその「衝動性」を
与えるのです。


向精神薬を飲んでる方が
リアルに自殺の危険性は増します。

わたしは
Facebookで自死遺族の会の代表の人と
繋がってますが、

彼女は再三訴えてます。

自殺した人の8割近くは、
精神科に通院して向精神薬を飲んでいたと。


そして
そのほとんどが遺書も残さず、
衝動的な自殺だと。

大半は
首吊りか飛び降りです。
突然その行動に踏み切るんです。

もちろん
本人には十分な精神悪化のキッカケは
ありますが、
実は冷静な時にしたら些細なキッカケです。

それこそ
夫婦や親子や恋人などと、
ほんの少しの行き違いでドーっと悪化して
自殺衝動にまで突き進むんです。

とてもよくわかります。

わたしも
抗うつ剤SSRIで、
何度も高い場所に行きましたし、
実際首吊りで自殺未遂しましたから。

話が逸れましたが、
真剣な話、
向精神薬は最終的にはメンタルを
悪化させる薬
です。

その効果は鎮静のみと言ってもいいと
思います。

自分の脳を鎮静させる必要があるくらい、
狂気にかられてる人が、
必要な薬なのではないでしょうか。

本来、
昔は
「精神科」に行く人は
「狂気に駆られてる異常」なレベルの
人達だけだったのです。

自分から精神科に行くような人は
ほとんどいなくて、
周りの人間が連れて行ったのです。
(本人はもう異常になってるので、
自分のメンタル異常に気づけない)

本当は、
精神科の垣根が低くなったことは、
何ら良いことではなく、
実は昔ぐらいのスタンスが正しい。

そんなようにわたしには思われます。

精神科の垣根が低くなったからこそ、
精神医療の被害者が増えたと思います。

垣根、
もっと高くしてください。
万里の長城かベルリンの壁くらい。


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