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飲むべきか飲まざるべきか、それが問題

人類最古の職業は何か?

よくある問題ですが、

答えは
聖職者・助産師・医師・傭兵
そして
娼婦だそうです。

そして
その次くらいにくるのは、
「薬屋」という職業なのではないか、

言われてるそうです。

薬屋さん
今でいう製薬会社、
メガファーマ。

薬屋さんって、
大昔から存在してたんですね。

言ってみれば、
植物などで「薬もどき」を調合していた
魔女も、
薬屋さんみたいなものでした。


製薬会社が一般の患者に向けて処方薬の宣伝を直接行うことはできません。

処方薬は医療用医薬品と呼ばれてますが、
効き目が強い反面、
副作用にも注意が必要。

そのため
医者が診察した上で、
数ある薬の中から、
どの薬がいいのか選ぶ。

つまり
処方薬は医者の裁量が大きい。

患者の代理人として薬を選ぶ役割を
になってる。

つまり
製薬会社の取引相手は患者ではなく、
医者。

なので、
処方薬を売る製薬会社は、
潤沢な資金力を使って、
患者の目に触れないところで、
医者側に盛んに宣伝活動をしてるわけです。

当然のことですが、

「薬」には、
病気を良くする作用がある反面、
薬を使ったために副作用という
苦しいマイナスの作用の可能性が
必ずついて回る。

昔から良く言われてる格言通り、

「薬はリスク」

クスリという言葉を反対に読むと、
リスクになる。

本当に
言い得て妙。

薬の有効性と副作用を分けて取り出すことは不可能。


クスリにおいて、
リスクは効き目の対極としてではなく、
その一部として存在してるわけです。



病気を良くしようと薬を使ったのに、
そのせいで、
別の病気になってしまったり、
元疾患より悪化してしまうこともあるわけです。


時には
命を縮める結果にすらなる。


まさに

飲むべきか、飲まざるべきか。
それが問題である。



という世界。

ちなみに、
何故だか、
日本では「薬のリスク」について、
我々はほとんど教育を受けてません。

違法薬物の教育は受けていても。

医者が処方する薬や、
ドラッグストアで販売されてる薬も、
「身体を治してくれる良い存在」
として、
刷り込まれてる気がします。


メガファーマーの勢力って、
本当にすごいものなんですね。


政治をも牛耳る力があるそうです。


まっ、
役人の大切な
天下り先ですからね。

「薬」は必ず副作用がある。

病気が難病になればなるほど、
薬も強い薬を飲まなくてはいけなくなることも多い。

その際は、
リスク承知で飲むわけです。
まさに
毒を持って毒を制す。

ある意味、勝負に出なくてはいけない。

ただ、
短期間や期間限定で飲む場合は、
そんなに酷い薬害問題にまでならないと思う。

向精神薬は、
何年間にもわたり毎日それこそ朝昼晩と
飲むからマズイんだと思う。
しかも性質上、
脳(中枢神経)にダイレクトに作用する。

抗がん剤だって朝昼晩と何年間も毎日
服薬してたら死にますよ。

「薬」は決して悪くないと思います。
使い方次第。

精神薬の薬害みたいなケースにあうと、
西洋医学全否定、薬全否定みたいな
極端な思考になる人もいるけど、
私は決してそれはないと思ってます。

そもそも、
西洋医学の発展と薬がなければ、
私達の寿命は50年そこそこで、
子供の死亡率も高く、
出産で命を落とす女性も多い。
感染症や怪我でも簡単に命を落とす。

大変なことになります。

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