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映画「サイドエフェクト」

映画「サイド・エフェクト」
を観ました!

2013年公開の映画ですが、
とても面白かったです!
オススメです。


抗うつ剤、向精神薬、精神病、
特に
抗うつ剤の副作用がテーマの映画
ということで興味を持ち観ました。

予想外に
ストーリーがとても面白かった!
なかなか傑作のサスペンス映画でした。

サイドエフェクト
side effects
ズバリ「副作用」
という名のタイトルです。


ドラゴンタトゥーの女の
ルーニー・マーラがうつ病患者を演じます。


そして主治医の精神科医が
ジュードロウ。
元主治医がキャサリンゼタジョーンズ


豪華俳優が演じます。


ジュードロウも
キャサリンゼタジョーンズも
大好きな俳優さん。

SSRI
パキシル
ジェイゾロフト
イーライリリー
ファイザー



リアルなお薬の名前も
製薬会社名も出てきます!

主人公の女性はジェイゾロフトを飲んで、
吐き気に苦しみ、
感情不安定になり、
自殺衝動にかられます。

製薬会社と精神科医ジュードロウとの
お金にまみれた関係も出てきます!

ネタバレ少し入りますが

パキシル
ジェイゾロフト


治療しても良くならない主人公エミリーは、
主治医ジュードロウが製薬会社から、
大金をもらってする抗うつ剤新薬テストの
治験者として新しい抗うつ剤を飲み始めます。

効果はてきめんで、
それまでの抗うつ剤では性欲がなくなってたのに、
性欲バリバリになり、
激しい音楽聴いてノリノリになり、
元気になっていきます。


ところが
徐々に副作用に悩まされるようになり、
ついに
夫を刺し殺してしまいます。

エミリーは
殺人者か薬の被害者か?

ということで、
裁判になります。

結局、
新薬抗うつ剤の副作用が認められ、
彼女は無罪になります。

逆にジュードロウは非難され、
仕事も失い家族も失いどん底に落ちていきます。

ここから
納得できないジュードロウの逆襲が
始まるわけです。

ここからは
ネタバレになるので書かない方がいいのですが


簡単に書いちゃいます(笑)


薬の副作用を利用した女が、
副作用をもって成敗されます。

彼女は本当は健康な人間でした。

ジュードロウの復讐により、
逆に精神病患者に仕立て上げられ、
一生精神病院に閉じ込められ、
強制的に向精神薬を飲まされるという

恐怖のラストになります☠️


サスペンス映画として秀悦でしたので、
ぜひ観て欲しいです!

しかし、
このような映画が作れるなんて、
アメリカの自由度は高いですね。

日本ではあり得ません。

リアルな精神薬の名前。
リアルな副作用。
現実の製薬会社の名前。
その製薬会社が抱えた訴訟問題。

そんなことが映画の中に出てくるのです。

日本の精神病、精神科病院がらみの
映画も私は観ましたが、
綺麗事でカバーしてる。
全然リアリティのない作品ばかりでした。

日本って
やはり隠蔽体質な国
なんでしょうね。

キャサリンゼタジョーンズ、
大好きな女優さん❤️

映画「シカゴ」は最高でした!

しかし、
この映画では、
年取ったなぁ、、としみじみ感じました。

寂しいですねぇ。



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