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心のサポーター

読売新聞の夕刊に

100万人「心のサポーター」養成を始める。


うつなど悩む人に、
住民が話し相手。


という記事が掲載されました。

うつ病などの精神疾患や心の不調に
悩む人を支える為らしい。


この記事を読んで

わたしは
「これか、、、」と思いました。


わたしは
お年寄りの話し相手になる傾聴ボランティアをしてます。

このボランティアも、
市の社会福祉協会が大元。

なので、
精神疾患を抱える精神障害者や、
様々な障害者に関することも、
微妙につながってる。

傾聴ボランティアのミーティングは
月に一回。

時々勉強会やセミナーに参加したりもします。


先月のミーティングで、
精神障害者の話し相手のボランティア、
こちらも勉強して、
皆さんにそのような活動をしてほしい

会長さんから話がありました。

その時の話の内容、
多分これに近いことでした。


市でも
そのような取り組みに積極的なようです。


熱心に話を聞いてたわたしは、
会長さんから、
この話に関心があると思われ、

3名だけ会費で、
精神障害者相手のボランティアをする
有料講習会に参加できるから、
○○さんどうですか?


勧められました。



わたしは即座に拒否しました。


「わたしは精神障害関係に関わるつもりはありません」

って。

(笑)

酷い女だと思われたかもしれませんねぇ。

精神疾患への偏見や差別を解消するために、
国や公的機関はこのような取り組みをしてるようですが、

偏見ありありの差別者と思われたかも。


別に
うつ病の人の話し相手になるのはいいんです。

むしろ、
わたしが話し相手になり、
うつ病の人が喜んでくれるなら、
積極的にしたいくらいです。


ただ、
このように公的な精神疾患者に
関わるボランティア含め仕事は、


日本の精神医療を肯定して、
そのヒエルラキーの中に入らなくてはいけません。

精神医療・精神科医・向精神薬を
否定してはいけません。



むしろ

ちゃんとお薬飲んでますか?
飲まないとダメですよ。

みたいなこと言わなくてはいけない。


精神疾患の人へのカウンセリングもそうです。

カウンセラー養成講座などで、
勉強して資格取るのでしょうが、

あくまで
日本の精神医学を正しいとした世界の中での勉強です。


まぁ
中には、
精神医療や向精神薬を良くないという
考えのカウンセラーさんもいるかもしれませんが、少数派です。


あくまで、
精神科医の言うことを聞いて、
主治医に出されたお薬を飲んで、

それで、
プラスカウンセラーや、
いろんな諸法を用いて回復目指しましょう。

ってとこでしょう。


わたしには無理な話しです。


うっかり
精神医療や向精神薬を否定しては、
公的機関からお叱りうけます。

当人だって混乱しますしね。

ほとんどの「うつ病患者」は、
精神科医の言う通り治療してたら治ると
信じてます。



しかし、
大うつ病や器質性のうつ病など除いて、

原因があり「うつ状態」になった人が、
精神医療を受けてるにも関わらず、
何年間にもわたり完治せず、
あげくには
気付いたら精神手帳持ちになり、
精神障害者になってる

って 
変な話しですよね。


手や足の病気で治療してるのに、
適切な治療を受けれず、
必要もないのに手足切断されて、
気付いたら障害者になってた、、、

そんな感じ。


先日
文豪はみな鬱、だった、

という記事を書きましたが、


向精神薬治療をしなかった時代は、

うつ病の人は、
生き辛さを抱えながら生きてはいるもの、
障害者にはなってません。


わたしが
この「心のサポーター」になったら、


うっかり言ってしまいそうです。


そんなに
長期間にわたり向精神薬飲んでるから、
あなた回復しないんですよ!



って。


ヤバイわよね。


なので、
公的な精神医療界隈のボランティアなどは、
絶対に無理なわけです。


国、
つまりは公的な精神医療を受けてる限り、
回復はないと私は思ってます。

薬で心の悩みが消えるわけないし。
(うつ病の話で、2大精神疾患は別です)

完全なる回復とは、
精神科とは縁を切れる状態のことです。
通院も卒業。

身体の病気だってそうです。
怪我もそう。


最後はここに辿り着かないと、
回復・完治とは言えない。

秋も終わり冬ですね。

家の横にある紅葉とイチョウ。

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