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警告①

「警告!」
あなたの精神の健康を損なうおそれが
ありますので精神科には注意しましょう


ウィリアム・グラッサー医師の
著書。


ずっと未読の本達の山の中に
埋もれてました。

やっと読み始めました。

なかなか
衝撃的な本のタイトルと見出しです。

ウィリアム・グラッサー博士は
精神科領域で40年以上の経歴を有する
精神科医。

世界的権威ある医師のようです。

その
ベテラン精神科医が

精神薬による治療で、
健康を損なうおそれがあると
警告してるのです。



テリーリンチ医学博士が、
序文を書かれてます。

序文を読むだけでも、
ため息が出ます。

どうして、
もっと早く
こういう知識を自分は得てなかったのだろう。。

改めて
無知は罪

という言葉を噛み締めてます。


本のオビにはこのような言葉が
書かれています。

精神医学は遅々とし過ぎていて、
その間違いから
多くのことを学ぶことを放棄しているのではないか。

過去100年に亘り精神疾患の治療に使われてきた薬物の殆どが危険で、
依存性があるのに効果がない。


書かれています。

なんだか
無力感にとらわれます。


日本で、
キャリアと立場のある精神科医が、
精神薬が効果がない!


ハッキリと表明した本や論文って
どのくらいあるでしょうか?


数々の精神医療の問題に鋭く切り込んだ
著書を出版されてる
内海聡医師は、
精神科専門ではありません。
同胞を敵に回してるわけではないのです。


わたしが知ってる限りでは、

独協大学精神科教授
井原裕医師ぐらいです。

井原裕医師の著書も衝撃的でした。


精神科教授という立場で、
同胞を敵に回したに近い訴えを
その著書に書かれてるからです。

「薬を使わない精神科」
として、
独協大学で医療活動されてます。
(実は、何度か井原医師の予約を夫は取ってくれてました。
実家から戻って来れなかったので、
受診できませんでしたが)

井原裕医師の場合は、
少しその訴えはソフトでした。

全面的に向精神薬を否定はしないし、
同じ精神科医同胞仲間を敵に回し、
否定するつもりはない。


著書の中で繰り返し述べられてました。

それでも、
たいしたものだなぁと感銘しました。

実際、
学会などで先輩医師にあたる
著名な医師達から、
冷たい態度をとられたり、
批判されてきたようです。



向精神薬をたくさん飲んでた時は、
頭は働かず本なんてろくに
読めませんでした。


離脱症状では、
いったん極端に認知機能が落ちました。


新聞すらろくに読めず、
お金の計算すらできなくなりました。


よく
スーパーで変なお金の出し方をして、
店員さんを戸惑わせてました。


元々
学生時代は
図書室の本貸出し量で
必ずナンバースリーには
入ってた文学少女でした。

暇さえあれば図書室にいるような
少女でした。


本が読めるようになり、
Amazonで読みたい本を買いまくりました。

ほとんどを中古本で安く手に入れました。
中古本といっても、
どれも状態は良く十分です。

精神医療ジャンルの本も多いですが、
他のジャンルの本もたくさん買いました。

未読の本が、
山ほどあるんです。


ウィリアム・ブラッサーの
「警告」


また
読書感想文として
ブログに書いていこうと思います。

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