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世界は美しい物で溢れている

以前のブログで、
 
断薬すると、
「美しいものが本当に美しく
 感じられるようになる」

 

書きました。
 
この言葉は私のオリジナルではなく、
 
嶋田和子さんの著書
「減薬・断薬サポートノート」に
記されてました。
 


銀杏並木が美しい公園に行ってきました。
私が大学時代を過ごしたCityにある公園です。
 
銀杏で有名な公園。
大勢の家族連れをはじめ、
銀杏の黄葉を楽しむ人で溢れかえってました。
 
この公園。

学生時代は、
友人と、恋人とよく訪れました。
 
結婚して妊娠中は散歩もしてました。
出産予定日をかなり過ぎても、
産気づかないので、
必死にこの公園を歩き回ったものです。
 
 
子供達が幼い時は、
レジャーシートとお弁当を持って、
のんびり遊びに来ました。
 
美しい銀杏の黄葉を眺めながら、
昔のことを思い出していました。
 


30年近くの月日がすぎたわけですが、
過ぎ去ってみればあっという間でした。
 

辛い時も悲しい時もありました。
特に精神状態を崩して、
精神科通院するようになったこの数年間は、
本当に酷いものでした。
 
それでも、
半世紀近く生きてきて、
トータルで私の人生、
今のところ悔いなしかもしれません。
 

減薬断薬は辛く、
離脱症状は本当に厳しかった。

希死念慮も出て自○未遂もしました。
まさに命懸けの死闘でした。
 
私はなんとしても、
 
子供達のために回復したかったのです。
 
子供達のために、
精神障害者の母親でなく、
安定した心の持ち主の母親になりたかった。
 
正直、
夫のことは
もうどうでもいいと思ったこともありました。
 
他人なので、
離婚すれば他人になることができます。
 
でも、
子供達とは血が繋がってます。
 
精神障害者を差別するわけではありません。
 
私は、
精神病の母親がいるというレッテルを
子供達には貼りたくなかった。
 


子供達の為に、

闘い抜いて本当に良かった
 

 
太陽の光を受けて、
キラキラ✨光る銀杏やモミジを眺めながら、
しみじみと思いました。
 
「よく頑張った!自分」
 

その公園には大きな池があり、
鯉が泳いで水面には鴨や水鳥達が泳いでいます。
太陽の光にキラキラ輝く水面も美しい。
 
地面に落ちた銀杏の葉っぱの絨毯も美しい。
 
「世の中には美しいものが
   溢れている」

 
そんなことに、
改めて気づきました。
 
そして、
世の中にはまだまだ知らないこと、
体験してないことがたくさんあります。
 
これから
生きていくことが
楽しみです。
 
今後も
辛いこと悲しいことはたくさん訪れるでしょう。
 
でも
辛さも悲しみも生きてるからこそ感じられる、
美しい感情の一つ。
 
 
私の場合は、
 
このような気持ちになることは、
 
向精神薬を飲んでいる限りは、
あり得ないことでした。
 

しつこいですが(笑)
 
こんな清々しい気持ちになることは、
 
向精神薬を飲んでいる限り、
私には絶対にありえないことでした。
 
向精神薬は、
いったんは己を助けてくれてるかのように、
錯覚させ自分を騙しますが、
最終的には
心身共に悪化させ病人にさせる薬です。
 

 
断言します。
 
精神科閉鎖病棟に見学に行けばわかります。
 
そこに
幸せそうで、
その時点で病人であっても、
最終的に薬を抜いてもらって、
回復して精神科を卒業するだろう
 

思われる人を、
 
私は1人たりとも見かけることはできませんでした。
 
みんな
その後も
一生
薬漬け
💊💊💊

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