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まだまだ未熟です

孔子は論語の中で、

四十にして惑わず、
五十にして天命を知る


と仰りました。

アラフィフの私は、

本当なら
惑わず天命を知ってるくらいに、
人間として成熟していないといけない
年齢です。

江戸時代ならもう寿命が近づいてきてる年です。

この年で、

メンタルが弱い
私はダメだ
私は病んでる

などなどボヤいてる年齢ではありません。


逆に悩める若者の1人や2人に、
何かいいことでも言ってあげて、
導いてあげなくてはいけない年齢に
達しています。

思えば
自分が10代で未熟だったときに、
目が覚めるようなことを言ってくれた
大人の人達の年齢を超えてるぐらいかもしれません。


今日、
花壇の雑草を夫に頼んで抜いてもらいました。

前から何回も何回も、

この角にクレマチスがあるから、
このクレマチスは抜かないで、
それ以外は全部抜いてね。

と頼んでました。

なのに、

夫は見事にクレマチスも抜いてしまいました。

私は
「何度も何度もここのクレマチスは抜かないでと言ったのに!」

と言いました。

夫は

「あっ、ごめーん。抜いちゃった」

と、
一応素直に謝ってくれました。

謝ってくれたのですから、
それ以上追求してはいけません。

私は
「あぁーあ、仕方ないね」


理解のある答えをしました。

その後は、
一見お互い穏やかに平和に一緒に
庭仕事をしてました。

でも私の本当の胸の内は


イライラです。


そのクレマチスは貴重なクレマチスで、
わざわざネットで注文して取り寄せたクレマチスだったのです。

とても立派に育ち、
毎年可愛らしい花を咲かせる大切なクレマチスでした🌸

「クレマチスを抜いてしまったことを
 怒るよりも、
 雑草を抜いてくれたことに感謝しなければならない」


必死に自分に言い聞かせました。

良い人間になる?
精神を成熟させる?
寛容な大人になる?

には
努力とマインドコントロールが必要ですね。

思えば
昔、
フラワーアレンジメントを習いに通ってた先生のお家でも、


先生が
夫に雑草抜きを頼んだら、
クリスマスローズを全部引っこ抜いた!

と怒ってました。

生徒たちみんなで信じられなーいと
同情しましたが、

生徒達は皆花好きで花にも詳しい。

でも
花なんかにまるっきり興味ない旦那様にしたら、

雑草もクリスマスローズも、
単なる一緒くたの草だったのでしょう。


自分の常識が他人の常識ではないのです。

かたや、
精神医療と向精神薬の事実の知識を得てしまった私は、
世の中のその他大勢からしたら、
異質な常識を持つ人間に
なってしまいました。


精神科医を否定しようものなら、
こちらが偏屈扱いされます。


本当に親しい大切な人には、
伝えたい事実ですが、
下手にその辺の集まりなどで語ると、
こちらが変態扱いされます。

難しいテーマですね。

こんな難しいテーマを抱えるようになり、

五十なのに、
ますます惑うようになって
しまいました。


ちなみにあのまま向精神薬を飲んでいたら、

わたしの天命は

精神障害者になりそのまま死亡

という
天命だったに違いありません。


逆に向精神薬を飲んでた方が、


薬で頭がボーっとされてたので、

惑わず天命を知ることが
できました。

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