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病んで良かったこと

まる4年以上とりあえず精神病
(うつ病、双極性障害2型)ということで、
家族ともろくに暮らせず、
仕事も家事も日常生活ができなくなり、
友人と会うこともできず、
 
すっかり失ってしまった4年間でした。

 
病んで良かったことなんて、何もない!!
 

言いたいところですが、
 
4年間の闘病生活は
確実に私を変えたと思います。
 
負の面は
疑い深くなった
簡単に人や物事を信じられなくなった。
 
などありますが
 
良い方向にも自分を変えたと思います。
 
・人間が丸くなった
・こだわりがなくなった
・幸せと満足のハードルが低くなった
・怖いことが減った

 
などでしょうか。。。。。
 

今日、
息子の彼女が我が家に遊びに来ました。

 
私が病んで、
関西の実家にいて不在の間に、
夫と娘は彼女と一緒に食事をして
会ってます。
 
私だけが会ってませんでした。

 
息子も彼女を家に連れてきて、
私に会わせたということは
 
「お母さんの精神状態はもうまともに戻った」
と確信してくれたからでしょう(笑)
 
お恥ずかしい話ですが、
私は元気だった頃、
息子の彼女を人柄も知らないのに、
良い印象を持ってませんでした。

 
息子はそこそこレベルの高い大学に
行ってました。

そこで野球のサークルに入ってたのですが、
そのサークルのマネージャーの女の子達は
その大学ではなく、
周りの短大や女子大、
専門学校の女の子達でした。


 
私はそういう女の子達は、
名門の大学の男の子を狙って
わざわざ自分の大学でない
他大学のサークルに入ってると思ってました
(今でも少しは思ってるけど、、、😅)
 
なので、息子と同じ大学の女の子でなく、
あまり名も聞いたこともない学校の彼女に
対して、
好印象を持ってませんでした。
しかも年上です。

 
嫌な母親だし女だと思います。
 
しかし、
精神病院に通院するようになり地に落ちてしまったような私。
 
そのような考えは見事に全くなくなりました。

 
私が不在がちの間、
精神的にも現実的にも
大変だった息子を支えてくれたようですし、

息子から彼女の話を聞くにつけ、
どうやらとても良い子のようです。
 

それになんと言っても、
イケメンでもなく性格も彼氏としてどうよ!
という
息子と長く付き合ってくれてるわけです。

もう感謝しかありません。
 
向上心も強いみたいです。
 
息子や野球部のサークルの男の子達が
英語を話せることに刺激を受け、

1年間オーストラリアに留学して
英語を話せるようになり、
今ではペラペラみたいです。

 
受験英語は苦手なので、
筆記試験のある英検やTOEICでは高得点を
取れないそうですが、
全然問題ないと思います。
 
むしろ英検準1級持っていても、
英語が大して話せない私よりよっぽど立派です。
 

彼女が遊びにくる日、
午前中に買い物に行き、
お花とお菓子を買いました。

 
お花を活けてる時、
とても幸せな気持ちになりました。


 
以前は、
息子に彼女ができて結婚すると考えると、
とても寂しくヤキモチ焼いてました。
(今でも少しは寂しいです。
やはり幼い頃の息子の姿を思い出したりします)
 
今はなんというか、

自然な時間の流れ、
環境の変化、
全てを受け入れることが
できるようになってる気がします。
 
実際に、
家族も私の変化に気付いてるようで

 
娘にも
「お母さんは、病気をして丸くなったね」

言われました。

 
精神医療で死んでいたかもしれないと思うと、
多少のことは「どうでもいい」と思えるし、
ちょっとしたことに、
感謝できる自分がいました。

 
幸せと満足へのハードルもすごく低くなりました。



(これはいいことなのか悪いことなのかわかりませんが)
 
余談ですが、
よく男の子は、
自分の母親に似た女の人を好きになると
聞きます。
 
夫と娘から聞いてはいましたが、
 
彼女と私が全く正反対のタイプなんです。
 
これは一体どういうことなのでしょうか??

 
私が毒蛇やトカゲや豹みたいで、
彼女はウサギやリスや可愛い小動物系
 

夫は言います

 


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