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遅発性ジスキネジア(TD)③

Mad in Americaが発信している、
遅発性ジスキネジアの情報です。

ちなみに
遅発性ジスキネジアって
英語名は

tardive dyskinesia。

ジスキネジアなのでGかJで始まると思ってました。
正しくはディスキネジアなんですね。

カッコの中は私の心の声です。



遅発性ジスキネジアは、
1950年代に最初の抗精神薬クロルプロマジンが導入された時、
臨床医は、
それが、
震え、筋肉の硬直、動きの鈍化などの
パーキンソン症状を引き起こす
ことを指摘しました。
(でた!クロルプロマジン。
 豚の寄生虫の駆除剤だったお薬☠️)


研究者達はすぐに、
クロルプロマジンをはじめとする
新しい「神経遮断薬」が、
脳内のドーパミン受容体を遮断することで、
運動を制御する大脳基底核の神経細胞の活動を阻害して、
そのような作用が起きることを突き止めました。

(抗精神薬って、
 以前は「神経遮断薬」という名前
 でした。
 本当はその名前がピッタリなのに、
 響きが悪いということで
 名前を抗精神薬に変えたわけです。
 ドーパミン遮断薬って、
 本当に怖いです。
 私はそれで、
 錐体外路症状や、手の震え、
 そしてまさにエクソシストのような、
 バリズムに
数ヶ月苦しみ転がりまわりまし
 た。
 アカシジアもドーパミン原因ですね)


遅発性ジスキネジアに苦しむ人々は、
あらゆるタイプの痙攣運動に苦しみました。

重症のTDはハンチントン病、変形性ジストニア、
脳症後遺症害などの既知の神経学的疾患に
あらゆる点で酷似していました。

以上
今回はここで区切ります。




ベンゾゾアゼピンのGaBa作動薬ばかりが
注目を浴びてますが、
薬害副作用の怖さからいくと、
やはり
抗精神病薬、
メジャートランキライザーは
桁違いに怖いですね☠️


抗精神薬の減薬断薬は、
ある意味で
ベンゾゾアゼピンより困難かもしれません。


ベンゾゾアゼピンの離脱症状より、
精神症状が離脱症状として
現れる可能性が高いようです。

要は、
メジャーを断薬すると、
一旦は
酷い精神病患者状態になってしまうのです。



そこで、
大概の医者は
お薬をやめたから、減らしたから
精神病が再発した!悪化した!

判断を下し、
再服薬を強くすすめます。



多剤大量処方などで、
特に
抗精神薬をたくさん長期で飲んでる人は、
現実、
断薬成功する率はとても低いようです。


私の減薬断薬を指導してくれた、
50後半のベテラン精神科医に言われました。

長い精神科医歴の中で、
断薬成功したのはあなたで2人目です。

そもそも、
お薬飲んでる人達、
断薬したいと言わないですからね。

それが
リアルな日本の精神医療の実態のようです

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