誰のせい?自分が悪い?この身体?それとも?
精神薬から離脱するための
ハームリダクション・ガイド
向精神薬の現実を知りたい人、
精神病とは何か?
と
根本的に知りたい人。
減薬断薬を考えたい人。
には、
必見かと思われるくらい、
良質な情報が盛り沢山でした。
精神薬の害や副作用といった
マイナス側のことだけでなく、
精神薬の効用やメリットも書かれており、
バランスの取れた内容だと感じました。
自分が口にしている向精神薬の薬理作用。
精神病とは何か?
向精神薬で自分の精神状態が治るのか?
そういった
根本的な問題を考えたり、
精神医療に疑問を抱いたりして、
詳しく調べたことがない人が大半な気がします。
向精神薬の薬理作用は
鎮静作用・興奮作用・
意識鈍麻作用・催眠作用
この4つのようです。
その4つの作用で、
脳?精神?メンタル?の
自分や医師が異常と捉えた症状を鈍らせて、
感情の乱れを抑えます。
薬のおかげでなんとか生活できてる人がいるのも事実です。
しかし
苦悩の根源を精神薬が治してくれることはありません。
薬は症状を一時的に緩和して、
そこから現状に向き合うための
一つのツールに過ぎない。
名古屋の精神科医増田さやか先生も
言ってました。
統合失調症、重度の躁うつ病患者には、
急性期は抗精神薬投与は有効だけど、
急性期を過ぎたら、
減薬なり断薬なりして
薬を減らしていく。
長期間、
多量の向精神薬を飲んでいて、
良くなった人は見たことがない
と
仰ってました。
断薬しなくとも、
その人にとって
必要最低限の量に減薬していくと言ってました。
統合失調症や双極性障害と診断されても、
最終的に薬を使わず完全治癒した人も
たくさんいると言ってました。
(個人的な思いとしては、
減薬中、そして断薬後も年単位で、
反動で一旦悪化します。
そこを乗り越えられない人、
もしくは、そこで元疾患が悪化したと
間違った認識で再服薬に戻る人、
そういう人が多いと思います)
増田さやか先生は、
実際に、
統合失調症の患者さんですら、
断薬を勧めてました
(もちろんその患者さんの状態を診断しての結果です)
ハームリダクションガイドにも同様なことが、
書かれていました。
目指すは
「寛解」ではなく、
「完治」です。
「寛解」という言葉は、
心の病をなかなか完全に治すことができない、
精神医療が作ったまやかしの言葉だそうです。
ずっと薬を飲んでいましょう。
飲みながら生活できるレベルを維持できれば万々歳です。
精神科にはずっと通院しましょう、
という意味合いの言葉。
私も
この「寛解」という言葉には、
騙されましたね(笑)
「一生ものの不治の病」
と
決めつけることはない。
他の病気と同じように、
治療して治れば、
通院を卒業できるはずなのです。
ただ、
その治療が、、
精神医療の場合、
非常に曲者だと私は思うのですけどね☠️
話は変わりますが、
減薬断薬は、
適正な判断指導をしてくれる主治医の元で
行うべきと、
医師含めほとんどの人が言います。
(そりゃその通りです)
ただ
残念なのは、
日本の精神医療に自ら疑問疑惑を持ち、
繊細な薬の増減指導をしてくれる
精神科医が日本にはとても少ないのが、
現実らしいです。
いまだに
日本の精神科医のほとんどは、
「モノアミン仮説」
精神疾患は、
脳の神経伝達物質である。
化学物質に異常があるという説を
支持しているようです。
精神疾患は、
脳内科学物質の不均衡が原因だから、
精神薬でバランスを修正すれば治ると
説明するのです。
この説は
各国の研究で、
あくまで仮説であり、
否定すらされてます。
最近は大手製薬会社ですら、
脳内化学物質の不均衡が原因と
「思われる」
と
表現をあやふやにやわらげています。
この
モノアミン仮説
脳内化学物質の不均衡が精神病の原因説。
これらを推してるのは
医者や製薬会社だけでしょうか?
実は
1番その仮説を支持したいのは、
患者本人のような気が私はします。
以下は
ハームリダクションからの抜粋です。
不安感・幻聴・希死念慮・躁状態・鬱状態・
異常性格・狂気
何のせいで、
この苦しみがおきているのか?
その原因の矛先をどこに向ければいいのか?
脳内化学物質の不均衡が原因だから。
身体の病気と同じで脳の病気だから。
わたしは悪くない。
脳内化学物質のせいにするのは、
脳の病気のせいにするのは、
患者当事者自らが1番楽な理由
であり、
言い訳になるのです。
だらしない
心が弱い
仮病だ
と
責められてきた、
もしくは
自分で自分を責め苦しんできた。
そのような人にとって、
脳の病気であり、
あなたのせいじゃない。
病気なんだから仕方ない。
という
フレーズは大きな救いになります。
精神科医に
「精神病です」と診断され、
認めてもらえたことで、
安心して喜ぶ人も多いのは、
そういう心理からなのでしょう。
ハームリダクションガイドには
その考えの危険性を
次のように書かれてます。
それこそが、
そう患者自身が考えることこそが、
精神薬依存の落とし穴だと。
製薬業界の販売活動は、
巧みにその考えの弱みにつけ込んで、
販売プロモーションを行ってます。
「精神病である私は、
脳の病気である。
脳の化学物質異常の病気。
精神薬で治る。
精神薬以外に治療法はない」
患者自らがそう信じ込んでしまうのです。
精神薬は急性期の一時的な
しのぎに有効。
そのあとは、
誰のせい?
自分の心が弱い?
この体が悪い?
それとも他の何か?
自分の精神状態の悪さを、
自分で突き止め、
その解決方法を自分で模索し、
実践していくのは、
苦しく険しい道のりでょう。
自分の精神状況を
脳内化学物質のせいにして、
病気だから私は悪くない。
精神薬で治る。
精神薬の治療方法しかない。
こう考えて、
そう思い込む方が、
実はとても楽なのです。
私も
このような知識を得る前は、
うつ病状態の時は、
自分にはセロトニンが足りないと
信じ込んでました。
二言目には
馬鹿みたいにセロトニン、セロトニンと
言ってました😅
日光を浴びてセロトニン☀️
バナナ食べてセロトニン🍌
双極性障害と判明した後は、
私はドーパミンが多すぎるらしい。
ドーパミン遮断!
薬でドーパミン減らさなくちゃ。
ドーパミンは悪物!
と
仮説を信じ込まされ、
馬鹿みたいに、
セロトニンだドーパミンだノルアドレナリンだ、
と
騒いでました。
でも
いまだに
ほとんどの当事者患者は、
このモノアミン仮説を信じ込んでますね。
私は、
なぜ
自分の脳が正常に
脳内化学物質をコントロールしてくれてることに自信をもてなかったのでしょう。
(もちろんバランスを崩すことはあるでしょうが、自然にまたバランスをとるはずです)
向精神薬という化学物質を飲んで、
自分の脳の自然な調整を
グチャグチャにしてしまった
わたしは
とても愚かなことをしてしまったと
後悔しています。
精神薬から離脱するための
ハームリダクション・ガイド
向精神薬の現実を知りたい人、
精神病とは何か?
と
根本的に知りたい人。
減薬断薬を考えたい人。
には、
必見かと思われるくらい、
良質な情報が盛り沢山でした。
精神薬の害や副作用といった
マイナス側のことだけでなく、
精神薬の効用やメリットも書かれており、
バランスの取れた内容だと感じました。
自分が口にしている向精神薬の薬理作用。
精神病とは何か?
向精神薬で自分の精神状態が治るのか?
そういった
根本的な問題を考えたり、
精神医療に疑問を抱いたりして、
詳しく調べたことがない人が大半な気がします。
向精神薬の薬理作用は
鎮静作用・興奮作用・
意識鈍麻作用・催眠作用
この4つのようです。
その4つの作用で、
脳?精神?メンタル?の
自分や医師が異常と捉えた症状を鈍らせて、
感情の乱れを抑えます。
薬のおかげでなんとか生活できてる人がいるのも事実です。
しかし
苦悩の根源を精神薬が治してくれることはありません。
薬は症状を一時的に緩和して、
そこから現状に向き合うための
一つのツールに過ぎない。
名古屋の精神科医増田さやか先生も
言ってました。
統合失調症、重度の躁うつ病患者には、
急性期は抗精神薬投与は有効だけど、
急性期を過ぎたら、
減薬なり断薬なりして
薬を減らしていく。
長期間、
多量の向精神薬を飲んでいて、
良くなった人は見たことがないと
仰ってました。
断薬しなくとも、
その人にとって
必要最低限の量に減薬していくと言ってました。
統合失調症や双極性障害と診断されても、
最終的に薬を使わず完全治癒した人も
たくさんいると言ってました。
増田さやか先生は、
実際に、
統合失調症の患者さんですら、
断薬を勧めてました
(もちろんその患者さんの状態を診断しての
結果でしょう)
ハームリダクションガイドにも同様なことが、
書かれていました。
「寛解」ではなく、
「完治」です。
「寛解」という言葉は、
心の病をなかなか完全に治すことができない、
精神医療が作ったまやかしの言葉だそうです。
ずっと薬を飲んでいましょう。
飲みながら生活できるレベルを維持できれば、
万々歳です。
精神科にはずっと通院しましょう、
という意味合いの言葉。
私も
この「寛解」という言葉には、
騙されましたね(笑)
「一生ものの不治の病」
と
決めつけることはない。
他の病気と同じように、
治療して治れば、
通院を卒業できるはずなのです。
ただ、
その治療が、、
精神医療の場合、
非常に曲者だと私は思うのですけどね☠️
話は変わりますが、
減薬断薬は、
適正な判断指導をしてくれる主治医の元で
行うべきと、
医師含めほとんどの人が言います。
(そりゃその通りです)
ただ
残念なのは、
日本の精神医療に自ら疑問疑惑を持ち、
繊細な薬の増減指導をしてくれる
精神科医が日本にはとても
少ない
のが、
現実らしいです。
いまだに
日本の精神科医のほとんどは、
「モノアミン仮説」
精神障害は、
脳の神経伝達物質である。
化学物質に異常があるという説を支持しているようです。
精神障害は、
脳内科学物質の不均衡が原因だから、
精神薬でバランスを修正すれば治ると
説明するのです。
この説は
各国の研究で、
あくまで仮説であり、
否定すらされてます。
昨今は大手製薬会社ですら、
脳内化学物質の不均衡が原因と
「思われる」
と
表現をあやふやにやわらげています。
この
モノアミン仮説
脳内化学物質の不均衡が精神病の原因説
これらを推してるのは
医者や製薬会社だけでしょうか?
実は
1番その仮説を支持したいのは、
患者本人のような気が私はします。
以下は
ハームリダクションからの抜粋です。
不安感・幻聴・希死念慮・躁状態・鬱状態・
異常性格・狂気
何のせいで、
この苦しみがおきているのか?
その原因の矛先をどこに向ければいいのか?
脳内化学物質の不均衡が原因だから。
身体の病気と同じで脳の病気だから。
わたしは悪くない
脳内化学物質のせいにするのは、
脳の病気のせいにするのは、
患者当事者自らが1番楽な理由
であり、
言い訳になるのです。
だらしない
心が弱い
仮病だ
と
責められてきた、
もしくは
自分で自分を責め苦しんできた。
そのような人にとって、
脳の病気であり、
あなたのせいじゃない。
病気なんだから仕方ない。
という
フレーズは大きな救いになります。
精神科医に
「精神病です」と診断され、
認めてもらえたことで、
安心して喜ぶ人も多いのは、
そういう心理からなのでしょう。
ハームリダクションガイドには
その考えの危険性を
次のように書かれてます。
それこそが、
そう患者自身が考えることこそが、
精神薬依存の落とし穴だと。
製薬業界の販売活動は、
巧みにその考えの弱みにつけ込んで、
販売プロモーションを行ってます。
「精神病である私は、
脳の病気である。
脳の化学物質異常の病気。
精神薬で治る。
精神薬以外に治療法はない」
患者自らがそう信じ込んでしまうのです。
精神薬は急性期の一時的な
しのぎに有効
そのあとは、
誰のせい?
自分の心が弱い?
この体が悪い?
それとも他の何か?
自分の精神状態の悪さを、
自分で突き止め、
その解決方法を自分で模索し、
実践していくのは、
苦しく険しい道のりでょう。
自分の精神状況を
脳内化学物質のせいにして、
病気だから私は悪くない。
精神薬で治る。
精神薬の治療方法しかない。
こう考えて、
そう思い込む方が、
実は
とても楽なのです。
私も
このような知識を得る前は、
うつ病状態の時は、
自分にはセロトニンが足りないと
信じ込んでました。
二言目には
馬鹿みたいにセロトニン、セロトニンと
言ってました😅
日光を浴びてセロトニン☀️
バナナ食べてセロトニン🍌
双極性障害と判明した後は、
私はドーパミンが多すぎるらしい。
ドーパミン遮断!
薬でドーパミン減らさなくちゃ。
ドーパミンは悪物!
と
仮説を信じ込まされ、
馬鹿みたいに、
セロトニンだドーパミンだノルアドレナリンだ、と
騒いでました。
でも
いまだに
ほとんどの当事者患者は、
このモノアミン仮説を
信じ込んでますね。
私は、
なぜ
自分の脳が正常に
脳内化学物質をコントロールしてくれてることに自信をもてなかったのでしょう。
(もちろんバランスを崩すことはあるでしょうが、自然にまたバランスをとるはずです)
向精神薬という化学物質を飲んで、
自分の脳の自然な調整を
グチャグチャにしてしまった
わたしは
とても愚かなことをしてしまったと
後悔しています。