「コミュニケーションが苦手なあなたへ」~HSPが考える、コミュ障のためのがんばらない処方箋 day4~
みなさん、こんにちは。
ほいみん です!
「コミュニケーションについての処方箋」も、今回で4日目になりました。
目を通して頂いているかた、どうもありがとうございます!
今回、初めて読みました!(めっちゃ、うれしいです!)という方のために、
カンタンに紹介をしておくと…
HSS型HSPという、ちょっとめんどくさい性格の「ほいみん」が、
20年来、コミュニケーションについて悩んできたことについて、
同じように悩んでいる方たちの役に立てればと思い、
このnoteを書いています。
きょうは、最初にちょっとだけ脱線させてください。
コミュニケーションについての捉え方について、です。
どうすれば上手になれるんだろうと、ずっと考えてきたぼくにとって、
コミュニケーションに対する、世間の取り上げ方について、
前から疑問を感じていたことがありました。
世の中に出回っている書籍やセミナー(ぼくも何回か参加したことがありますが…)は、
話し方や聞き方というスキルばかりなのです。
コミュニケーションに臨むときのメンタルや考え方について、
なぜ取り上げないんだろう?
そうした疑問が、長年、拭えませんでした。
(ためしに、本屋さんのコミュニケーション関連のコーナーをのぞいてみてくださいね。スキルについての書籍ばかりが、並んでいるはずです)
もちろん、スキルを身に付けなければ、何も始まりません。
けれど、素振りを繰り返し、バットでボールを打てるようになったとしても、
ピッチャーの心理や配球の組み立てについて知らなければ、
いつまでたっても打てる確率は上がらないのです。
ましてスランプに陥ったとき、そこから抜け出すには、
メンタル面を改善しないかぎり、どうにもなりません。
でも、ふだんから自分と向き合っていない人にとっては、
ものすごく難しい。
それと同じことだと思うのです。
コミュニケーションスキルを否定するつもりは、毛頭ありません。
でも、メンタルや考え方あってのスキルであるはず。
このnoteでは、そうした点も含めて触れていきたいと考えています。
それはさておき…
前回は、コミュニケーションが成立するのは3択のうち、以下の2つだよ、
②「戦う」
③「協同する」
というお話でした。
それを踏まえたうえで、
どんな手段であれ、心に訴えることがコミュニケーションの究極のゴールだよ、と締めくくりました。
「心に訴える」とは「人の心を動かす」ということ。
だから、言葉でなくてもいいんです。
文章を書くのが得意なら、書いて伝えればいい。
歌うのが得意なら、歌って伝えればいい。
スポーツが得意なら、プレーして伝えればいい。
けれど、不思議だと思いませんか。
言葉を用いていないのに、なぜ伝わるのでしょう?
それは、「あなた」と「わたし」のゴールが同じところにあるからだと思うのです。
心を動かす、ということですね。
いい文章を読みたい⇔いい文章を書きたい
いい歌を聴きたい⇔いい歌を作りたい
いいプレーをして勝つところが見たい⇔いいプレーをして勝ちたい
などなど…
だから、伝わるのではないでしょうか。
あなたにも同じ経験があるはずです。
たとえば、言葉の通じない海外に行ったとき、
(身振り手振りなど用いて)なんとしても自分の意図を相手に伝えようとするのではないでしょうか。
ぼくは旅行が好きで、学生時代によく、ひとり旅をしていました。
ロンドンを訪れたときのこと。
あまり英語を勉強しないで行ったものだから、
現地の人の言葉がさっぱりわからない。
でも、少しずつ慣れてくるんですね。
10人くらいに道を聞いて回り、どうにか宿にたどり着きました。
話がようやく通じたときは、本当にうれしかったのを、よく覚えています。
言葉の壁というハードルを越えたときの喜びは、ひとしおです。
けれど、芸術やスポーツはそうした壁をいとも簡単に飛び越え、
人の心を動かすという究極のゴールにたどり着くことのできる、
コミュニケーションとして欠かせない在り方だと思うのです。
では、また次回に。
お読みいただき、ありがとうございました!
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