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「コミュニケーションが苦手なあなたへ」~HSPが考える、コミュ障のためのがんばらない処方箋 day10~

みなさん、こんにちは!
ほいみん です。

今回で10回目となりました。
読んでくださっているみなさま、ありがとうございます!
本日もよろしくお願いします!

きょうは、会話をするうえでは欠かせない好奇心について、
お話をしようと思います。

会話が弾むには、
相手の話を興味を持って聞くのに越したことはありません。
でも、これがいちばん難しいんですね…

ぼくは以前、専門学校に勤めていたことがありますが、
現場の先生方の間でもよく話題に挙がっていました。
いまの学生さんたちって、あんまり好奇心がないよね~って。
でも、それには原因があるんですね。
そう、スマホです。

スマホのおかげで、秒で情報を検索できるようになりました。
場所を選ばずに、好きな相手と繋がれるようにもなりました。
けれど、いいことばかりではありません。
いつでもどこでも気軽に繋がれるようになったおかげで
スマホに逃げてしまう学生がとても多くなりました。

「スマホに逃げる」って?
たとえば、授業の中でグループワークを行うとします。
こちらとしては色々な人どうしで意見を交わして欲しいから、
ふだん、あまり接しないような人たちでグループを組ませるんですね。

議題を与えてグループディスカッションをさせるのですが…
うまくいくのは最初だけ。
ひと通り自分の意見を喋ってしまうと、
あとはみんな黙々とスマホをいじっている。
(もちろん、そうではない学生もいますが、圧倒的に少数派でした…)
ぼくもグループの間を回り、ちょこっとファシリテートしたりするのですが、毎回、同じような繰り返しでした。

人のことは言えません。
ぼくにも覚えがあります。
大学の頃を振り返ってみると、
いつも同じようなメンバーとつるんでいましたし、
授業でも、よく知らない相手とは絡む機会はほとんどありませんでした。

当時はガラケーの全盛期だったので(笑)
ヒマさえあれば、みんな携帯をいじっていました。
(その意味では、今とそんなに変わりないですね)
ただ、ぼくは携帯をゲットしたのが相当遅かったので、
ガラケーに逃げ込むことができない。
会話がなくても、とりあえず何とかその場を持たせようとしたことを
なんとなく覚えています。

昔はよかった、なんてつもりはさらさらありません。
けれど、スマホの影響は無視できないな~とは思います。
リアルタイムで流れてくる情報の洪水の中で踏みとどまるのは、
大人だって至難の業ですから。
でも、それに流されてしまったら、
何も考えずにただ刺激に反応するだけのロボットと同じだと思いませんか。

どうすればいいのでしょう?
答えは一つしかありません。
とりあえず(5分でもいいので)時間を決めて、スマホを切ってみる。
それだけで十分です。
(緊急時でない限り、リアルタイムで処理しなきゃいけないことなんて、
そうそうないはずだと思います)

外に出てみる。
空を見上げてみる。
風の音に耳を澄ませてみる。
それだけで何が変わるの? と言われそうですが、
それだけでも、自分たちは自然の中に生きているんだな~と
体感できるはずです。

ちなみに、ぼくが好きなのは夕焼けです。
オレンジと赤のグラデーションが幾重にも重なった空を背景に、
日が落ちていく瞬間を見るのが、たまらなく好きです。
あ~生きててよかった! とシンプルに思うんですね。

ぼくたちは動物です。
動物である以上、本能が備わっています。
人工的な情報を遮断し、本能を刺激することで、
眠っていた好奇心が少しずつ揺り動かされてくるのではないでしょうか。
そうして五感が刺激されることで、
見えてくるもの、聞こえてくるもの、感じるものが
必ずあるはずだと思うのです。

本日はここまで。
お読みいただき、ありがとうございました!

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