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活躍する独立診断士から学ぶ3の1:独立のきっかけとは

本稿ではティフ研で開催した独立診断士との座談会でのポイントをお伝えします。第3回は県内の独立診断士の須田先生をお招きしました。第1回の伊藤先生からもご推薦を頂いたのですが、第一線でご活躍である先生のお話は非常に興味深く感動を覚えるほど貴重な時間でしたが、以下3つの視点を中心に内容をご紹介します。

参考:須田先生のプロフィールはこちら。
経営革新等支援機関認定一覧 須田秀規
https://shouhizei.jp/detailed.php?id=27190

(1)今のお仕事の活動内容や実態

現在は診断士由来の公的な業務を中心とし、いわゆる顧問契約などのストック型でなく紹介された仕事を次々とこなすフロー型を主としている。公的支援の流れでこちらから顧問契約をもちだすことはしていない。仕事は迅速に・品質は維持する、がモットーであり、フロー型での成果によりお客様の満足を得ることで新たな次のお仕事を頂けるように努めている。

(2)今のお仕事をしようと思ったきっかけや転機

自身の倒産経験からの再チャレンジである。自身は当初家業を継いで小売業を経営していた。紆余曲折頑張っていたが家業の倒産を経験した。だが、その苦しい時期を支え会社の経営診断や廃業後の方策を助言してくれた先輩診断士の存在があった。自身の経験値から、自身も診断士として同じような苦労抱えているであろう経営者の方々に同じように寄り添いたい、との思いが独立のきっかけとなる。

(3)今のお仕事に至るまでの道のりや苦労

創業期は売上に苦労する。当時は現在のような政府の補助金制度も特段ない。先輩診断士にくっついて数年くらい修行を重ねながら、縁故による副業で地方を飛び回る日々をがむしゃらに送る。先輩診断士についていくことで歯車が徐々に回ってきた。中小企業施策にも変化が見え始め、それに順応できるよう勉強会を重ねた。来る仕事を断るなと言われて何でも受けた。知見のある小売業に関する仕事は僅かで、自分の強みを活かした仕事など都合よく来ない。商工会議所の要請があれば、不慣れなIT講習の講師も請け負った。それが結果として勉強になった。このように、がむしゃらにやり続けた結果、徐々に回ってきた。

以上。

★前回の伊藤先生の連載はこちら★
活躍する独立診断士から学ぶその1:独立の3つのきっかけとは
https://note.com/marosan/n/n2b392154b22b?magazine_key=md3aeaa35a88a
★前回は小高先生の連載はこちら★
活躍する独立診断士から学ぶ2の1:独立の3つのきっかけとは
https://note.com/marosan/n/n6fef3bb15e94?magazine_key=md3aeaa35a88a
★こちらもよろしくお願いします★
診断士技術士二刀流への道
https://note.com/marosan/m/m8c6743acedee

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