何が正しいのか?選手とブースターの距離

こんにちわ、ATSUです。
いよいよ2023-24のBリーグシーズンが始まりましたね!
千葉ジェッツの開幕戦、vs長崎ヴェルカ戦も、馬場雄大選手の加入もあり注目が集まっています。
そんな中でここ最近というか、代表戦があったときから、X(ex.Twitter)でファンサービスについてのツイートをよく目にしました。またこの1〜2日間で、各チームから公式に選手との接触自粛のお願い声明が出ていたりします。
さまざまな意見がありますが、僕自身も一度ブースターとして考えをまとめておきたいな〜ということで、この場を借りて整理してみたいと思います。

選手とファンの距離感について

まず選手と我々ファン(ブースター)との関係性ですが、もっと上のレイヤーで見てみると、アジテーター(扇動者)フォロワー(追従者)という関係性になると思いますが、これはアーティストやアイドルにも同じことが言えます。
それぞれの世界でルールや運営方法も違いますし、全部をひとまとめにすることも賛否はもしかしたらあるかもしれません。
ただ僕は関係性というか、それぞれの最低限の立場として共通するものはあるんじゃないかと考えています。僕ももちろんブースターとしているわけですから、立場はフォロワーとしての意見となります。

それを踏まえて言えることとしたら
「アジテーターとフォロワーの両者において、平等性など絶対的に存在しない」ということでしょうか。というか平等であってはならないものなのではないかと思います。
あくまで選手やアーティストは、自身の活動・表現をする立場であり、多くの注目を浴びる立場であります。当然ながら結果を出すことが使命ですから、それぞれの活動に専念しなければなりません。
一方でファンというのは、彼らの活躍を後押し、応援することが役割ですから、どんなことがあっても彼らの活動を阻害するということはしてはなりませんし「ブースター」である限りは、彼らの活動をブーストすることが使命だと思います。

お互い同じ環境にいるようで、違う存在。
むしろそれが近すぎてしまったら、関係性が崩壊してしまいます。

お互いの関係性というのを、一言で言うのであれば
僕は「リスペクト」ではないかと考えます。
まずファンが選手を応援するきっかけとして挙げられるものの一つですし、選手側の立場においても、どうしようもない悪人でない限りは「感謝」が芽生えるはずだと思うんですよね。
そういった意味でもお互いの「リスペクト」で支え合っている関係性は、崩してはならないんじゃないかと思っています。

理不尽とルール

代表戦のときも、スロベニア戦のときにルカ・ドンチッチ選手や、NBA・アメリカで活躍する渡邊雄太選手、富永啓生選手にサインを求めるファンの対応が物議を醸していました。
もう少し広い目で見ると、試合会場が今回日本であったこと。日本においてはBリーグが選手との接触を厳しく取り締まっていることもある一方で、NBAにおいては試合終了後にサインを求めるというのは当たり前に行われており、いわゆる文化の違いが起きたことで、意見の賛否が出ているのだと思います。

皆さんは推し選手との写真やサインは欲しいと思いますか??
そりゃ殆どの人が欲しいですよね。僕だって喉から手が出るほど欲しいです。
それを他の人が持っていたらどう思いますか?
そりゃほとんどの人が羨ましいなぁ〜って思いますよね。
けどそれを「ずるい」とかって思いますか??
僕は悪いけど、そうは思いません。

僕はこういうのって「縁」だと思ってます。
たとえどんなに推し選手を応援していたとしても、それが報われるなんて保証どこにもないし、こういうのって元々無償なのが前提じゃないですか。
ちょっと極端な話ですが、だって好きなアイドルと結婚したい!とか思って行動しても、めっちゃくちゃハードル高いどころか、普通に考えて無理じゃないですか(笑)そこまで考える人のほうが少ないだろうけど。

僕はこういうとき、強く念じながらも「叶ったらラッキー」って思うようにしています。叶わなかったときはもちろん落ち込むけど、そういうときは「縁がなかった」と思って潔く諦めるよう努めています。
だってそうでもしないと、メンタルおかしくなっちゃうから(笑)

はっきりいいますが、こういうファンへの応酬って、ルールに守られた理不尽だと思ってます。理にかなってるものなんだったら、みんなが誰でも写真も撮れるしサインも貰える。
けど、前述でも書いたように、それができてしまったら、ファンと選手の関係性が崩れることにも繋がりますよね。

だったらもう、最初からそういうものだと思って接したほうが、お互いの関係性のためにも良いのではないかと僕は考えます。
ルールとかは一旦置いておいてね。
まずは推し選手やチームの応援に専念する。ことにしています(笑)

Bリーグ・チームのルールについて

はい、正直言って厳しいとは思います。
が!
先程も述べましたが、写真やサインを誰もがもらえるようになってしまうと、均衡が保たれなくなってしまう恐れもあるんじゃないかな?と僕は思います。
ただそれは選手によって対応は違うと思いますが、少なくとも公式でご遠慮くださいと言ってる以上は、控えることを前提としつつ、写真撮ってくれたりサインもらったりしても、SNSに上げるとかは自粛したほうがいいかもしれませんね。選手の立場を考えるのであれば。

僕はそれ以前に、推し選手を目の前にすると緊張してしまうので、声なんか恐れ多くてかけられないのですが、そこで例えば意を決して声かけられたとしたら、もしかしたら写真の1枚くらいあわよくばと思ってしまうと思う。
ってか誰だってそうだと思う。
もしそれが叶ったとしたらもちろん嬉しいし、他の誰かに自慢したくもなるだろう。また他の誰かがそれをSNSで上げたとしても、否定する気なんてさらさらない。自粛警察になるつもりもない。
僕はむしろ「よかったですね〜いいな〜」と羨望を持ちつつも、フォロワーさんと同じ気持ちで喜びたいなと思って接します。僕は「喜びの搾取」って言ってますが(笑)。だって嫉妬とかするくらいなら、自分も一緒に喜んだほうが気持ちも上がるじゃないですか。

なので一旦立ち止まって考えましょう。
・選手の立場
・ブースターの立場
それら全部冷静に、もうちょっと俯瞰的に見て
自分がどういう行動をするべきなのか。

その答えが出たとき、もしかしたらより一層Bリーグが楽しいものになるかもしれませんよ?

しらんけど!!!!!