見出し画像

About My LEICA M4

LEICA M4

SERIAL No.123XXXX
1969年製造分(2023現在 約54歳)

1967〜1975年に製造されたライカM4。
58822台製造されている。
実は72年から2年ほど製造されていなかったが、74年からM5が不評で再生産された。
M5は最近使いやすいと評判。露出計を見ながらシャッタースピードダイアルを回せるとか。
M4自体は生産台数は少なめ。


M2と変わった箇所

巻き戻しレバーがボタン式からノブに戻ったこと。
フレームセレクターの形状が変更された。
セルフタイマーのレバーの形状も変更された。
フィルムカウンターが自動式になった。
トップカバーの前面はM2を踏襲。巻き戻しの部分が斜めクランクに変更された。
フレームセレクターの35mmに135mmが追加された。

M4のデザイン

M5を除くライカのモデルとなったデザインで完成形といえよう。
バリエーション自体は少ない。
基本はシルバークローム

バリエーション

ブラックペイントとブラッククロームがあるが、これらは高価。
他にもオリーブペイントやライカ50周年記念モデル、
モータードライブ対応モデル(M4M)
エルカンモデル。
エルカンはレンズ付きだが性能よりも耐久性が重視されているとのこと。中古だとやたら高い。
M4-MDaモデル
M4の中でおそらく一番知られていないモデル。生産台数200台未満
セルフタイマーがない。ファインダーはあるが距離計なし。シリアルの刻印のM4の下にDAという表記がある。詳細はわからない。

噂としては、1200000以前のシリアルの方が製造が丁寧とか何とか。
 

私感

デザインが一番かっこいいライカ
かっこいいというか美しいという言葉の方が合う気がする。
おしとやかな美女のような美しさを持つ。
乱暴に使おうだなんて気にならない。むしろいかに持ち出し回数を減らすかを・・・
 →本末転倒
M3と異なり、ファインダーが35mmからとなっている。
元々この画角のレンズは苦手だったが、レンジファインダーと35mmレンズの相性の良さを感じた。
非常に扱いやすいしスタイリッシュ。
M3と異なる印象を持ったところとしては、ライカ純正以外のレンズが似合う。
M3はなんとなく、クラシックなライカレンズは非常にマッチする。他メーカーのレンズは似合うが装備はできるって感じになってしまう。
そういう面でも器用で融通の効くカメラというイメージ。
 

M4で優雅で余裕のある麗人。
M3は柔和だが実はこだわりが強いナイスミドル。
 そういうイメージ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?