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My Favorite film —Lomo Turquoise—

ロモターコイズとは


ブランド Lomography
名称 Lomochrome Turquoise 35mm ISO 100-400
ISO感度 100-400
特徴 カラーシフトフィルム

カラーシフトフィルムで、特定の色が別の色に変わる不思議なフィルム。

似たシリーズでレッドスケールやロモパープル、メトロポリスが存在するが、ロモターコイズは強烈である。
肌の色が青色、まさに映画アバターのあれになってしまうのだ。

このロモターコイズは、
オレンジが青に。
青がオレンジに。
白色はクリーム色に。
黒は黒のまま。
緑も割とそのまま。
みたいな感じである。

ISOも可変式である。状況に合わせて変更が可能。変更したら色味が変わるらしいが詳細は不明。

今回は、オリンパスの一眼レフ OM-10にこのフィルムを詰めて撮影を行った。
あまり長く語れないので作例紹介に移りたい。

作例1 ひまわりを撮ってみた。

これが通常のひまわり。
ちなみにフィルムはPortra160

これがロモターコイズで撮ったひまわり。

見事に黄色が青色に、空の色が淡いオレンジに変化した。
なんだこれ。

スナップも撮ってみた。

なんじゃこれ。

どんなスナップでもとりあえずカオスになることがわかった。

作例2 朝日も撮影してみた。

星撮り撮影後の帰り。
SuperiaPremium400

非常に綺麗な朝日だ。まるで心が洗われるよう。


ロモターコイズで撮影した朝日。

なんだこの色は。昼間でも夕方でも夜でもないへんな感じになった。
わけがわからない。
SF映画に出てきそうな雰囲気になった。

作例3 ポートレート

これはPortra160で撮影した写真。

ひまわりの色も空の色も肌の色も全然問題ない。
非常に夏らしい写真である。



これをロモターコイズで撮影すると。。。

こうなる。
モデルの服装がド派手なオレンジのおかげで色がそのまま青に変化した。
見事な服選びのセンスだわ。笑
これで顔を薄い青色にペイントしてもらえれば、人間らしい顔色になるかもしれない。ペイント。。。笑


他にも。

トップ画にもしたが、工場夜景を撮影すると非常にカッコよかった。

工場夜景の雰囲気はそのまま、車のライトが見事に青くなった。
これはこれで工場夜景感があって非常に良いのではないかと思う。


何をどうしたらこうなったかわからないが、多重露光チックになった一枚


最後に。

ロモターコイズは日常をゲテモノにしかねない、非常に危険なフィルムだ。
だから取り扱いには注意が必要である。
色の変化をある程度掴めてそれをコントロールできるようになると楽しいので是非ともこの劇物を取り扱ってみてほしい。

以上です
ありがとうございました。


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