犬がとことん好きになる『僕のワンダフル・ジャーニー』

2019年公開映画142本中9位。

イッヌ!。・゜・(ノД`)・゜・。
イッヌ!。・゜・(ノД`)・゜・。

これはアカン。。。
泣きすぎた。。。
見終わった後、Tシャツがビチャビチャになって恥ずかしいぐらいに。。。
今年見た映画の中でトップ5に入るぐらい泣いた。。。

ベイリーと名付けられた犬が生まれ変わりを繰り返して、
何度も主人公に会いに行く話なんだけど、
本当に素晴らしい映画だと思う。

前作はイーサン(デニス・クエイド)が子供のときから中年になるまで、
今作ではその孫のCJ(キャスリン・プレスコット)が
赤ちゃんのときから30代に差し掛かるぐらいまで、
姿形を変えて何度も何度も会いに行くんだ。

しかも、この犬、前作の最初の犬からずーっと魂は受け継がれているので、
7回ぐらい生まれ変わってるんだよね。
前世の記憶がそこまで残ってるとかうらやましいけど。

この映画、話のパターンが前作のまんまで、
違いはおっさんかその孫かってだけなんだけど、
それでもすんごく泣けるんだよね。
もう展開とか全部わかってるのに。

その理由はきっと、
主人公家族を取り巻く環境が変化していき、
ぶつかり合い、葛藤や対立が起こっていく中で、
唯一変わらず、健気に従順に、彼らの後を追いかけていく
犬のひたむきさに心打たれるからだと思う。

ベイリーは“人に幸せを与えること”こそが自らの使命と考えていて、
今回はデニス・クエイドから「孫娘を頼むぞ」と命じられ、
彼女の幸せのためだけを想い、
ただただそれを貫き通すところが泣ける。
犬という動物自体に、
健気で従順というイメージがすでにあるからだとは思うけど、
それを素直に描き切っているのがいいと思う。

前作見てなくても平気だけど、
当然、見ていた方がより楽しめるし、
いろいろ思い出して開始10分ぐらいで涙出てくる。
普段はね、猫とかもかわいいなって思うんだけど、
物語を紡ぐのはやっぱり犬だなと。

実家にいる犬に会いたくなった。

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