びっくりするぐらい内容が薄すぎた『ティーンスピリット』

2020年公開映画ランキング:7/7
 興奮🤩:★★☆☆☆
 感動😭:★☆☆☆☆
歌唱力🎤:★★★☆☆

おおう。。。
天一で"こってり"出てきて食べたら、"あっさり"だったっていうぐらい、濃い味を期待したのにうっすーいの来たなあっていう印象でした(笑)

【どんな映画?】

田舎暮らしのヴァイオレット(エル・ファニング)は、いつしかスター歌手になることを夢見ている女の子。
そんなある日、オーディションを受けることになり、彼女の運命が変わっていく、、、というものです。
洋画では底辺からのし上がったり、夢を追いかけて栄光をつかむ話はけっこう多いですが、その類ですね。

【感想】

エル・ファニングがスターダムをのし上がっていく話なので、彼女が2016年に出演したトップモデルを目指す『ネオン・デーモン』と、歌がテーマなので2012年の『ピッチ・パーフェクト』の掛け合わせを想像していたのですが、前者のようなダークさも、後者のような陽気さもなく、けっこう淡々と進んでいってしまったので、正直物足りなさが強かったです。。。

母親との確執や、かつてオペラ歌手だったおっさんとの出会いなど、いい素材は揃っているのに、それをうまく生かせていないというか、ドラマチックな演出がほとんどなくて。。。

せめて、ライバルとの蹴落とし合いや色恋沙汰など、若さあふれる要素がもう少し欲しいところでした。。。

ただ、エル・ファニングが歌うシーンはかっこよかったし、赤い衣装を身にまとったときの美しさはヤバイ輝いているので、それだけは見ものですね。

エル・ファニングって、こういう悩めるティーン系の役多いイメージ。
なお、俳優で言えば、今はティモシー・シャラメでしょうか。


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