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これはただのホラー映画じゃない。生まれ変わったらジェームズ・ワン監督になりたいぐらい秀逸な作品だった『マリグナント 狂暴な悪夢』

【個人的な評価】

2021年日本公開映画で面白かった順位:10/251
   ストーリー:★★★★★★★★★★
  キャラクター:★★★★★★★★★★
      映像:★★★★★
      音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★★★★★★★

【要素】

ホラー
サスペンス
アクション
スプラッター

【元になった出来事や原作・過去作など】

なし

【あらすじ】

間近で恐ろしい殺人を目撃する悪夢体験に苛まれるマディソン(アナベル・ウォーリス)。その連続殺人が現実世界でも起きていく。

彼女の秘められた過去につながる"狂暴な悪夢"の正体=ガブリエルとは!?

【感想】

いやー、すごい。これはすごい。ちょっとすごすぎて余韻に浸りまくってます。。。ホラー映画なんですけど、ただのホラー映画じゃないんです、これ。ごめんなさい、これはネタバレできません。ホラー系ってもともとネタバレしづらいですけど、これはもう何も知らない状態で観て欲しいですね。。。

<天才ジェームズ・ワン監督>

今、最もヒット作を連発できる監督なんじゃないですかね、ジェームズ・ワンは。。。『ソウ』シリーズや『死霊館』シリーズなど、ホラー映画の傑作を生み出しただけじゃないんです。『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)では、『ワイスピ』シリーズの最高興収を叩き出し、『アクアマン』(2018)では、DCエクステンデッド・ユニバースの中での最高興収を実現しました。さらに、『モータルコンバット』(2021)の監督まで。。。ホラーに加えて、超絶アクション映画も手掛けてしまう、うらやましいぐらいの才能に溢れた人物です。

<新たなホラー映画の形>

そんな彼が新しく世に送り出したのが、ホラー映画の常識を覆す本作です。こちらの記事にも書きましたが、実は僕、ホラー映画がずっと苦手だったんですよ。なので、長らく避けてきました。今年に入って、少しずつ観れるようになってきたんですけど、その状態でこの映画は今年観た中でトップ10に入るほど面白かったんですよね。

僕がこの映画にハマったのは、これがただのホラー映画じゃなかったからです。サスペンスの要素からスリルを感じ、アクションの要素からかっこよさを感じられるんです!ただ怖いだけじゃないんですよ。そこが画期的だと思いました。

ホラーが苦手な身からしたら、前半は普通に怖かったですよ。早速ひとりで観に来たことを後悔したぐらいには。でも、後半からの怒涛の展開がヤバすぎて!!特に警察署内でのシーンなんかもう、、僕はここでこの映画を好きになりましたね。むしろ、ここを一番評価したいぐらい(笑)

<秀逸な世界観>

ああ、言いたい。すごく言いたい。でもダメです。この映画は何も知らない状態で観ていただきたいので。とにかく設定がすごいんですよ。主人公マディソンの過去に深く関わるまさかすぎる設定。それをよくああいう展開にできるなって。ホラー映画をここまでエンターテインメントに昇華させることができるジェームズ・ワン監督は天才ですよ。

<その他>

感想文のはずなのに、全然わかりませんよね。。。ごめんなさい。でも、これは本当にオススメしたいんです。確かに見た目はちょっとグロテスクなので、苦手な人はいるかもしれませんけど、、、それをカバーするだけの勢いと型破りな世界観があります。何も調べずに観て欲しいです。タイトルの意味も映画を観ればわかりますから。。。(少なくとも1週間はこのままにして、後からネタバレを追記するかもしれませんw)

もう一度言いますけど、、、これはただのホラーじゃないッッッ……!!


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