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noteの「光る君へ」感想文”あるある”

「感想文あるある」と書くととても上から目線っぽくなるのですが、そうではなくてですね。文章を書く自分への戒めとして、記しますね。
私は周囲に「光る君へ」視聴者がいないので、Ⅹやnoteで人様の感想や分析を漁るのを今年の生業としております。
Ⅹは#ハッシュタグで絞って検索すれば、ざっと短文で読めて、その中に鋭い考察もあって面白い。
noteはというと、タイトルサムネールから、1クリック入らないと文章が読めないわけですよ。上から目線で書くつもりはないのですけど、
「noteやってるのにこの文章力?」と言うのも散見されて、なかなか、「読んでよかったぁ」という感想文がないな、と思います。
勝手にnote民を、「文章ガチ勢」としちゃってますが、違います?
友人知人と繋がりたいだけなら、他のSNSを使えばよいのだし、長文が書けるからこそ、同じように文章好きが集まる場所だからこその表現法があると思うし、それに見合うレベルをどうしても求めてしまいます。(自分のことは棚にあげますが)
ありがちな感想文をタイプ別に・・
<タイトルがつまらん系>
「光る君へ 第25話 感想」
「大河ドラマ 光る君へ24話「忘れ得ぬ人」」
などの系統。
 筆者が何か大型の媒体に連載してるのか、はたまたNOTE内に読者が沢山いて、毎回の感想を楽しみにしているのであればいいんですけど、そんな一般人の感想がこのタイトルで、初見の読者、読みにきますかねぇ? 私だったら開かないです。 なんとなく中身の予想がついてしまうから。光る君への人の感想を読みたい人ってのは、公式のタイトルなんかもう知ってるわ!って話で。そこから、何をくみ取ったか、その感想のさわりだ けでも書きませんか? 例えば、愛読している「青江」様の24回のタイトルはこちら

「光る君へ」第24回 「忘れえぬ人」 初心を捨てざるを得なくなるきっかけとは
24回を視聴した中で、青江さんは、まひろや道長の若い頃の決意が変わっていく様から何か感じ取って感想文にされるのだな、とわかります。これならクリックしますよね。 当然して、私は余りの分析のすばらしさに、口をあけたまま最後まで読み切りました。

<すごくうわべだけ系>
どうしても上から目線になるなぁ、私。ごめんなさいです。
ストーリー、セリフの上っ面だけを捉えて感想を書いてる人がいて、それも捉えかたの1つなんでいいんですけど、ドラマ好きなら、もっといえば、ドラマの感想を、文章を披露する場であるNOTEに書くのであれば、もう少し深く読み込んでみては?と老婆心ながら思ってしまうのですよ。 例えば
24回の周明とまひろのやり取りのについて
「周明の恋心は届かなかったのです。次に踏み出してくれることをいのります」
え??? あの回みてその感想???恋心というには周の心の中はもっと複雑だと思うのですが・・。
あと、ズレてる感想とか。同じ回を見て
「まひろの周明への恋心は消えたのです」
え??? それはないんじゃない??? とかね。 自分の頭の中にストーリーがあって、それにあてはめて映像を観ちゃってるんじゃないか?と思われる見解もみられます。(いいんですよ、いいんですけど)
<ストーリーを文字起こししただけ>
感想と書きながらも、セリフやストーリーを文字に起こしただけのもの。しかも適確でも簡潔でもない・・。
うーん、今や公式も立派だし、追いかけたければNHKプラスもあるし、字幕もあるし。
なにより、ドラマはしっかり視聴していて、考察がみたいであろうnote読者に、文字起こしっているだろうか??

<脚本家の意図 これや、どやあああ系>
これ紙一重なんですけどね。ストーリーに込められた裏の意図を丁寧に解説してくれて、気づかなかったことを教えてくれる人もいれば、「俺様は脚本に詳しいから、これくらい読み取れるし、俺が脚本家ならこうするな」を存分に披露してくる人。
所詮、所詮って失礼なんですけど、プロの脚本家ではないから、このnoteに書くしかなくて、読者もせいぜい2ケタなんすよね??それなのに、なんつーか、そこまで書きますか?というエセ脚本家、居ます。
 文章を生業にしている方は逆に物凄く謙虚に書いてらっしゃることが多く、批判の多い回やシーンも丁寧にすくい取っているんですよね。人付き合いもきっと素敵なんだろうな、と想いを馳せたりします。}}
<すごい批判>(悪いということではないです)
作品への思入れが強すぎて、「こうあるべき」からズレた時に、もう嘆き悲しんじゃってお怒りで字が揺れるんじゃないかって言うほどの書き込みの方もいらっしゃいます。 ま、私も思い入れ強いものにはそう書くタイプなので人のこと言えませんけど。あんまりにも強すぎると引くというか・・・。
ま noteは自由に書く場所だからいいんですけどね。 
なので、私も自由に書いてみました。
失礼しました。


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