見出し画像

【手術&放射線治療】五十肩だと、がん闘病に不便です!

乳癌発覚と同時に肩が上がらなくなりました。
いわゆる「五十肩」です。
あまりに同時だったので、肩までガンなのかと思ったほどです。

五十肩=肩関節周囲炎 なんですよね。 そう炎症。
術前のPET-CT検査の画像診断で、
肩の周辺だけがどうやら真っ赤に反応していたようで
「どうしました!?肩」と先生が飛んでくるくらい、激しく痛んでおりました。

これが今後、ながーくがん闘病に影響しようとは、知る由もなかったのです。。。

手術:とてもお手間をかけてしまう。

両側手術なので、基本的に、バンザーイの状態で手術なんですが、
左腕が全然あがりません。
麻酔してしまえば、痛がる意識がないので、上がってはしまうのですが、
それだと麻酔が覚めた時に
「ギャーーー!」
てなってしまうので、意識あるときに「ここまであがりますね」と確認してくださり
そこで固定して手術を進めてくださいました。おかげで術後痛くなかったですが、先生、大変だっただろうなぁ・・。

リハビり:うまくいかない・・

手術後3日目くらいから、 縫合でひきつってしまった脇を、元のように動かせるよう
ストレッチがはじまりますが、 これがまた肩が痛くて上がらないのです。
縫合したとこは痛くないのに、肩のせいでストレッチができず、そのまま皮膚が固まってしまったので
五十肩が治った今も腕が上がりません・・

放射線治療: うまく照射ができない

術後3か月で放射線治療に移ったのですが、まだこの時は五十肩&皮膚が固まってあがりません。
手術同様「バンザーイ」の格好で受けるのですが、左だけが上まで上がりません。
放射線治療用に全身の固定具(ミイラの型みたいなのを最初にとります)を作るのですが左は中途半端な位置に腕があります。
なんとかこれで16日間の照射を終えましたが、上手く当たってるんだか不安なままでした。

「五十肩でいろいろうまくいかなかった人」として、先生は覚えやすいようで
久々に会っても「肩はどう?」と聞いてくれるので、いいといえばそれくらい。
とにかく苦労が多かったです。
妙齢のみなさん、五十肩には注意しましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?