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コンソーシアム型で実現する新たなビジネスモデルとは?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。

コラボゲートでは毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。Web以外でもリアルのイベントでブロックチェーンの世界の流れを紹介しているので、こちらも是非ご参加ください。

今回はコンソーシアム型のブロックチェーン活用に関連した取り組みを紹介します。

企業向けにブロックチェーンサービスを展開するR3はオランダの銀行INGに彼らが提供するブロックチェーンプラットフォームに5年間アクセス権限を付与する契約をスタートしました。

INGの銀行サービス内にブロックチェーン技術を導入し、国際サービス内での活用促進とトレードファイナンス、認証などでの活用を促していきます。

トレードファイナンスの分野では主に5つのコンソーシアムが中心的に動いており、コンソーシアム内でのブロックチェーン技術の実装に向けて動いています。どのコンソーシアムも各々の特徴と、マイルストーンを設けておりコンソーシアムによっては重複して加わっているメンバーも存在します。銀行関連の企業は、技術としての活用可能性を理解するためにこういった場に参加する機会を増やし、実装を目指していく流れがより進んでいくだろうと考えられます。

スペインの自動車製造関連企業SEATはAlastriaに参加し、ブロックチェーンの実現可能性に関して研究を進めていくという事を発表しています。既にTelefónicaとは実証実験を行っており、その際にはブロックチェーン技術が彼らのサプライチェーン上で自動車部品の供給データ管理で活用できるのかという事を検証しています。 

The Blockchain Robotics Engineering Consortium (BREC)ではEnjinと呼ばれるブロックチェーンをMakerversekという提供サービス内での活用を検討しています。このサービスは“online robotic engineering simulation”と呼ばれ, Unity 3D technology上に構築されます。

EnjinのERC-1155トークン規格を活用する事でユーザーがプラットフォームに貢献できる仕組みを作り、一緒にデザインをインポートしたり売買をMakerverseを通じてできるようになったりとよりインテラクティブな空間作りに力を入れています。

コンソースアムのトレンドは徐々に産業を越えて広がってきており、それぞれの分野で特徴を持った新たな展開が生まれてきています。

本日のトピックは以上で終了です!

ブロックチェーン技術は世界中の人たちが注目している新しいビジネスのタネの一つです!気になったら気軽にメッセージください!