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ブロックチェーンインダストリーレポート 10月24日付

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。

今回は現在加速中のブロックチェーン、仮想通貨の採用マーケットに関して紹介していきます。

企業口コミサービスGlassdoorの調査によると、1775のジョブオファーが2018年8月時点で掲載されており、これはブロックチェーンに関連するアメリカ国内のオファー数ということです。昨年と比較して300%の伸びを記録し、Linkedinにポストされたジョブオファーの変化を紹介している以下のデータを確認しても大幅に伸びていることがわかります。

Glassdoorのリサーチ結果からは、平均の給与額も通常の職種よりも高く、年約$84,884、アメリカの平均値の$32,423と比較すると大幅に上回っていることがわかります。これはマーケットからの期待が非常に大きいということと、投資側も技術の実装に当たって技術者サイドを囲い込みたいという意図が含まれているようです。この流れによって、技術の浸透が今後進んで行くと見込まれており、現在は少し期待値を上回る価格になっている部分はありますが、今後も一定数の伸びは考えられると思います。

次に紹介するのは、業界で求められるスキルに関しての話です。

Upworkはブロックチェーン業界に必要なスキルを自社プラットフォームのトレンドから調査して以下にランキングして紹介しています。 

ブロックチェーンで求められるスキルトップ50:
Ethereum
Bitcoin
JavaScript
Cryptography
PHP
Node.js
Cryptocurrency
Content writing
Website development
Python

ここで紹介しているのはトップ10のスキルで、主に技術に関連する内容が多く占められます。これはブロックチェーンの実装がやはり重要視されている傾向の一つで、上位にはビジネススキルは今のところランクインしていません。ただ、今後マーケットが広がりを見せて行く上で必要にはなって行くと考えられます。

スキルは必ずしも将来性を表すものではありませんが、ブロックチェーン分野に関心を示している人たちが多く存在し、実際に既存の業界から流れ始めていることは注目すべき点だと思います。

採用マーケットはフリーランスから業務請負のようなモデルまで多岐にわたり、採用以外のスキルシェアのような取り組みも今後柔軟に出てくると予測されます。今後採用のスタイルも大きく変化して行くと世界的には考えられているので、この辺りは参考にしたいところです。

本日のトピックは以上で終了です!

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