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自動車メーカーが推し進めるブロックチェーンに関する取り組みとは?

各自動車メーカーも新技術の展開に向けて様々な取り組みを進めていきています。

その中でブロックチェーン技術がどのように見られているのかにも注目です。

自動車メーカーのボルボはバッテリーで活用するコバルトの流通を中国を拠点とするCATLと韓国を拠点とするLG Chemと連携してブロックチェーン上で管理を行います。

ボルボはコバルト採掘において児童労働の問題など社会的な背景もあり、適切にサプライチェーンを管理し、見える化することで防ぎたい狙いがあります。

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BBCの記事より、車メーカーが必要とするスキルセットがマーケットの変化によって変わってきていることが紹介されています。

これまでの自動車メーカーはライドシェアリングのUberや自動運転を進めるWaymoなど新たな競合の誕生によって人材の確保が急務になっています。

最近ではフォードやフォルクスワーゲンなどは連携して、自動運転、EVなどに関して研究を始めたり、ホンダが2000億円以上をGMが進める自動運転プロジェクトへ投資するなど垣根も薄くなってきています。

モビリティのブロックチェーンコンソーシアム(MOBI)は複数の自動車メーカーと協力して従来の競合関係を超えて、新しい車の生涯での利用に関するトラッキングを行う取り組みを進めています。

今回の取り組みを通じて車が生涯どのように利用されているかのデータをブロックチェーン上に書き込み、車同士で自動的にコミュニケーションを行う仕組みを提供したい考えです。

騰訊グループのWeBankとJingyou Technologyはブロックチェーンを活用した自動車のデータベースを提供すると発表しています。

複数の産業での自動車データの利活用を進めていくために、ブロックチェーンを活用した新しいデータ基盤の構築し、最終的には保険分野でデータ認証が行われた形で適切に処理が行われる設計を検討しています。

各メーカー及び自動車関連のビジネスは今後も取り組みが増えていくと考えられるので注目です。

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