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うつ病経験者のメンタルの保ち方

最近仕事柄なのか職場や知り合いでメンタル崩している人が多くみられます。そこで思うことがあるので一言。

私は20代の頃、割と重いうつ病に罹りまして、長期入院も経験した人間です。
当時(2002年くらいかな?)は様々な新薬が出始めた時期で、そのおかげかどうかわかりませんが、運よく回復できたと思っています。長期入院時、同部屋の人で昔の薬の副作用で精神病なのか薬物中毒なのかわからない人が大勢いました。そういう人はおそらく一生回復できず(長い人では40年くらい入院しているおじさんもいました)、一生精神病院に飼殺されるみたいなことがあったそうです。私も数年間違っていたらそうなっていたかもしれません。この時の影響なのか、そういう情報が独り歩きしているのか、メンタルを崩しても精神病院に掛かりたくない人が一定層いるのかなと思いますが、今の医療は進化しています。

なのでうつ病と診断されたら精神病院できちんと処方してもらい、医師の指導のもとちゃんとした回復プログラムで治療することを強くお勧めします。

まずその前提ですが、軽く落ち込んだり、メンタルがちょっと不安定だなって思ったときにうつ病克服した経験から私がやっているシンプルな対処法をお伝えしたいと思います。

1,日光を浴びる

よく言われていることですが、これは本当に実感できると思います。専門的なことはググって調べてほしいですが、私がメンタル落ち込んだら特にやるのは”朝日を良いだけ浴びる”です。なのでその日朝日が出てなかったら終了です。その日はもう諦めます。早い時間の方が効果が高いと思っていて、散歩と組み合わせるともっと効果があがりますね。

2,片付ける(拭き掃除をする)

なぜかわかりませんが、私には拭き掃除がとてもストレス解消になります。拭き掃除をするためにはとりあえず片付けなきゃいけないし、ほこりも取ったりしないといけないので基本ちゃんと掃除をすることになります。デスクの掃除を朝一行うだけ大分違うので、メンタル弱ってるなーって感じてるときはいつもより多めに拭いてみてください。

3,緑を見る(森林浴をする)

どうやら不規則にゆらゆらするものを眺めるのはメンタルに効果があるようなんですね。草木とか舗装されていない道路とかが良いみたいですね。あとは焚火も良いみたいですね。焚火はちょっとハードルが高いので、簡単なのはそこら辺の公園で緑を見るのがお勧めです。

4,駄弁る(ダベる)

どうやら人間は口を動かすことで脳のストレスを緩和するプログラムを持っているようです。食べるっていうこともメンタルに良いと思いますね。
できるだけ固いものを咀嚼することがストレスの解消になると思います。お勧めはあたり目です。あたり目を咀嚼している感覚でとにかく口を動かして駄弁る相手と一緒にいるとストレス解消になりますね。

5,動物になる

動物的になることをお勧めします。セックスがしたかったらセックスをする。食べたいものを食べる。脱ぎたかったら脱ぐ。心地よくないと思ったら心地よいことをする。など、皮膚感や触感を重視して、その良し悪しだけで行動原理を決めるといいでしょう。

6,薬に頼る

今の向精神薬はなかなか優秀です。普通にクリニックにいってうつっぽいです。もう何も興味がわかないなど適当に自分の状態を伝えたら適切な薬をだしてくれます。3日4日飲んだら大体効果でます。

7,とにかく寝る。

私はもう1か月くらい寝たきりになってやろうかという勢いで入院しました。が、1週間寝たら回復しちゃいました。そのくらい寝るともう何かやりたくて仕方なくなります。それでも強制的にもう2週間寝かされました。もうやる気満々状態で退院しました。まあすぐにうつに戻るんですけど。それくらい劇薬ですが寝るのはめちゃくちゃ薬になります。
普通に1週間くらい有給とって死ぬほど寝ましょう。そしたら何かが変わります。

8,他人と決別する

自分が本当にしたいこと。自分が本当に言いたいこと。自分が本当に出したいアウトプット。こういうものと向き合ってみて、これは他人が自分に臨んでいる自分だなと思うものを捨ててください。
親や家族、友人、同僚、世間、いろいろな他人がいますがそれは本当に自分が主体的にしたいことですか?この問いを整理することで、うつっぽい気持ちのまま過ごす時間が減ります。
自分の幸せは自分が作るしかないし、人は本当に勝手なので、早く他人の期待から決別することです。それで失う友達などもいるかもしれませんが、別にそれは必要のない友人だったということです。家族であっても同様です。
切りましょう。

私は父親を切りました。



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