#29「コピーライターに求められる能力は言語化力。マーケターは...」
大学2年時。
あることをきっかけに私は「コピーライター」という職を知り、興味を持ち、大学3年時に宣伝会議「コピーライター養成講座」に通うことになる。
※こちらの関する記事は明日書きます。
結果として今は、コピーライターではなく、マーケターとして日々過ごしていますが、どちらの職もとても似ているな。と日々感じています。
ただ、アウトプットとして求められる能力が若干異なるので、そちらに関して記載させていただきます。
コピーライターに求められる能力は、言語化力。
そうそうまさにこれ!
すごく言い当てています!
あ~、すっきりした!
→言語化力。
クライアントさんがモヤモヤと思い浮かべている内容を、切れ味鋭く言い当てる能力。商品の独自価値や、企業として進むべき道を、言語化する能力。
「つまり、○○ということですよね。」
この○○をシャープに言い当てる。そんなことが得意な人は、コピーライターに向いています。
マーケターに求められる能力は、構造化力。
なるほど!分かりやすい!
整理頂いたことで、やるべきことが明確になった!
あ~、すっきりした!
→構造化力。
クライアントさんが抱えるいくつものモノやコト/情報を、整理して一枚化する能力。商品の弱み/強み、企業の弱み/強みを、フレームにあてはめて構造化する能力。
「つまり、構造的に整理するとこういうことですね。(資料一枚を提示)」
複雑な情報を一枚に構造的に整理。そんなことが得意な人は、マーケターに向いています。
理想は、どちらの力を持ち合わせていること。
言語化力を持つ人は、必ず構造化力を持っている。と私は信じています。
※逆も同じです。
なぜか?
言語化する上で、無意識に自分の頭の中で言葉の構造化/優先順位化を実施した上で、切れ味鋭い一言を導きだしているからです。
逆も同じ。構造化する上で、無意識にフレームに当てはまる幾つもの言葉を取捨選択/磨き上げ、導きだしているからです。
もしかしたら、言語化は“想い”の見える化。構造化は“情報”の見える化。なのかもしれない。
形なき想いを言葉という形にする。≒言語化力
複雑な情報を整理して一枚画にまとめる。≒構造化力
そういう意味では両者とも、同じ「見える化力」というグループ属性に所属しているのかもしれません。ただ、何を見える化させるかの違い。
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言語化力と、構造化力。
このように構造的にまとめていること自体、マーケターとしての職業病なのかもしれない。
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