〝恋〟だって、急がば回れ!
あなたが、恋した人がいるとします。好きで好きでたまらないけれど、自分には高嶺の花。それでも、何とかして、まずは会話だけでもできる関係になりたい。。
そんな時、あなたならどうしますか?
もし私だったら…本業のマーケティング手法で、アクションを見出します。では、一体なにをするのか??
はい。まずは、その人のことを徹底的に観察して、分析します😅
その人が何を好きで、どんな趣味や嗜好を持っていて、どんな交友関係で、どんな価値観なのか?
それらを可能な限り観察・分析して、自分がアプローチできそうな糸口を探します。※くれぐれもストーカーに間違われない範囲・行動に注意する前提で…😓
こんな有名なエピソードがあります。
超一流の帝国ホテル。その〝おもてなし〟は他のホテルとは一線を画します。あるドアマンは、常連のお客様1000人の顔と名前、そして乗っている車の車種や運転手まで覚えているそうです。それによって「〇〇様、いらっしゃいませ」と車のドアを開けることができる。お客様からしたら〝自分はこのホテルから特別扱いされている〟という優越感に浸れるでしょう。。
そんな究極のサービスを実践する帝国ホテルの、とあるバーでのエピソード。ここのバーテンダーは注文が入ると、1杯目のグラスはお客様が最も手に取りやすい右斜め前に置くそうです。なるほど。。
でも凄いのは、2杯目の置き場所です。さて、超一流ホテルのバーテンダーは、この2杯目の注文が入ったら、一体どこにグラスを置くと思いますか?
ヒントは、お客様の「観察」です
答え… お客様が自分で移動した 1杯目のグラスの位置。
出典:『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』(アスコム)
誰でもそうですが、バーやカフェで飲み物を置く場合、自分がもっとも飲みやすい位置、あるいはグラスを置いておきたい場所に置きます。。
考えて、というよりも、その人のクセや習慣が知らないうちに出てしまうからでしょう。。
超一流のバーテンダーは、お客様が1杯目のグラスをどこに置いていたかをさりげなく観察しておいて、2杯目のグラスを〝そっと〟その位置に置くのです。多くの客はそんな配慮には気づかない。。だからこそ〝あのバーは(なぜか)居心地がいい〟という心理まで芽生えさせてしまう…
この超一流サービスの背景にあるのも、徹底的なお客様の「観察」ですよね。
マーケティングの世界も然りです。大ヒット商品は、ほぼ例外なく、徹底したターゲットへのリサーチと、そこから得られる洞察から生まれます。
モノが売れにくくなった現代では尚更です。お客様自身ですら気付いてない心理や潜在願望。それを如何にして探し当てるかの競争が、日々繰り広げられています。。
どうしようもなく好きな人がいたら、一旦、冷静に作戦を練りましょう。。一方的なアピールや当たって砕けろではなく、勝率を高めるための作戦。必要なのは、徹底的な観察と分析です。そこからきっと糸口を見つけられるはず。。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🤗
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