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チーム時短 視座を合わせる

チーム時短を考え始めた理由

私が管理職になったのは26歳の時でして、その時はちょうどコロナ禍により緊急事態宣言が出た4月のことでした。オンラインでのMTGや新入社員の教育なども並行して行われ、気づけば業務過多に。このままでは、やばいぞ。と思い考え始めたのがチームで成果を出すにはどうしたら良いのかということでした。

この当時まだ、時短というテーマはビジネスを賑わせておらず、ティール組織やエンパワーメント、自律型組織なんてキーワードの本に力を借りながら、日々のマネジメントに取り入れてみました。

1人でやれる業務量と提供価値には限度がある

できる人に仕事が集中するという言葉はよく聞きますが、たしかに私の所属している中小企業においても中間管理職にマネジメントと重要顧客の両方が割り振られ、プレイングマネージャーとなっています。実際のところ、どこの中小企業でも同じ状況ではないでしょうか。24時間働ける身体があれば良いですが、そんなものはロボット以外ありません。ましてやプライベートも家族での役割もありますので、結局のところどこかが犠牲になっている可能性は高いです。

プレイングマネージャーになっていくと陥っていくのが、俺がやらないとという思い。否定はしないのですが、逆にこういうマネージャーの場合、俺がやっていくから、邪魔しないでくれと他の要因を排除しながら、自身が最大成果を出すことに注力し、判断もそうなっていきます。

部下との溝は亀裂になり、お互いがお互いを理解し合わない、気まずいチームになりますし、当然成果も出ません。

自分の仕事やそれ以外の大切なことを整理して、1日にどのくらいそれぞれに時間を使いたいのか整理してみると、案外、仕事に使いたい時間は短いことに気づきます。1人でやれることは時間的な限界がありますし、1人で提供できる価値は結構少ないです。それならば自分の経験や知識をチームに落とし込んでいき、チームのレベルをアップさせていくことで、総量として成果を上げていく事ができると私は考えています。

チームで1番大事なのは視座


ようは、何を判断軸としているのか、重視しているのかを共通認識にするという事です。
私のチームの場合、重要なのは顧客の課題解決、長期的な関係力の向上、案件ではなく、顧客を見る事、など、視座を合わせるためのいくつかの方針とそれを実現させるためのルールがあります。

方針
・顧客の課題を考え抜く
・伴走支援を実現する
・真のパートナーとなるため関係力を上げる
・案件〈 顧客 を主語にする

ルール
・本を読む
・ニュースを見る
・自分の考えを書いたり発信する

※一部抜粋

思いを伝えても人間は2.3日でその熱量と共に忘れていきます。思いを伝えることは演出と捉えながら、日々の中でその方針やルールへの接触時間をいかに増やすか。
行動ベースで習慣を変え、習慣を変えた先に文化を変えていく、結果、共通の視座で話ができるので、毎回一から説明しなくてもチーム内の文化として伝わる、いわゆるピンとくる人材が増えていきます(チーム時短の第一歩)。地道ですが、ルール化はこれを実現するためにすごく使いやすい考え方ですので、ぜひ実践してみてください。

let'sチーム時短

まずはこんなチームになれば成果を出せるなと未来予想図を,作ることをお勧めします。また次の機会に記事書きますが、未来を見える化する事でチームの中での理解がどんどん深まります。

こんなチームだったら良いな

を前提外して一度ノートに書いてみてください。
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