見出し画像

9月日銀金融政策決定会合に対する予想(2023.09.21)

明日の日銀政策決定会合は、円安抑制について言及すると予想。内容の強弱は、直前に発表される8月CPIによって大きく左右すると考える。ファンダメンタルズを反映した金融政策は早期の修正が適切だが、インフレターゲティングの金融政策である以上、円安を抑制するための政策変更は考えにくい。

シナリオ①

8月CPI(対前年比)が市場予想を大幅に上回る
→最上級の口先介入として、マイナス金利政策の修正をメインに言及をするか。

シナリオ②

8月CPI(対前年比)が市場予想のレンジ内で上回る
→タカ派発言も、金融政策の早期修正などについては特段言及しないか。

シナリオ③

8月CPI(対前年比)が市場予想以下
→今後の金融政策については、データを見極めるという従来型の発言に留めるか。

原油価格の高騰や日本経済活動の堅調さから予想するに、シナリオ①が最も濃厚と考える。

以上。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?