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理屈より心に従う

本日は、私が人生後半戦を生き抜く上での信条にすると思い定めた『理屈より心に従う』について掘り下げていきたいと思います。

合理的に考えて行動すると無駄が少ない

社会的成功を収めたければ、日々の行動を合理的に考えて選択し、実践した方がおそらくはうまくいきます。そうやって年齢と経験を重ねていくうちに、何が今の自分にとって必要で、世間一般的にも合理的な判断なのかを見つけ出すスキルが着実に向上していきます。

事象や物事に対処する際の判断軸を『合理性』に置くと、比較的無駄が少なく効率的な人生になると思います。

最後の最後の決断は心で決めてきた

私は人生前半戦で何度か失敗の経験を重ねて不利な状況に陥った経験から、普段は出来るだけ自分の感情を押し留めて理詰めで物事を判断するように心掛けています。まあ、「言うは易し、行うは難し」で常に合理的な行動をするのは難しいです。

しかしながら、最後の最後、自分に関する大事なことは、自分の心の強く動く方に決めていいと思っています。決断するまでには、念入りな損得勘定をするし、周囲への影響や世間体なんかもがっつり意識します。ただし、考え抜いた末の最終的な決断は、それがたとえ非合理的なものに思えたとしても、自分の心が欲する方の道を選択しようと思います。これからはそうするつもりです。

一時の感情に駆られて、目的もなく突っ走るのは戒めねばなりません。その時の感情の赴くままに無謀な行動をすると、往々にして墓穴を掘りますし、周囲の大切にしている人間の信頼も失墜することに繋がります。

衝動に駆られて行動する危険がある時は、一呼吸置いてから動き出すように注意をしています。理屈よりも心を優先するのは、あくまでも全て煮詰まった後の最終段階です。

心を信じた結果が失敗だったとしても…

自分の心を信じて、勇気出して不合理な行動をした結果が大失敗だったとしても、それはそれ。失敗を経験するというのも悪いことではありません。その決断の結果に責任を取る覚悟ができているのであれば、怖れるものではありません。

心を優先してしまう人は、人に利用されたり、騙されたりし易いのは確かです。それでも致命傷を負わない程度の失敗ならば、明日の成功の糧になる筈です。『死ぬこと以外はカスリ疵』と笑い飛ばせるくらいタフな人間でありたいな、と思います。

深く、丁寧に考えることを放棄しては絶対に駄目だとは思いますが、最後は、爽やかに心で決めて、あれこれ振り返らない。そこは私の人生選択の指針として貫き通したいと思っています。

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