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青春18きっぷの旅 2021夏①:松本 2021/7/29

本日は、青春18きっぷの旅の記録です。このご時世に、長野県の松本まで日帰り旅行してきた記録です。

自宅〜松本

朝5時起きで最寄駅へ。今日は、2021夏の青春18きっぷを使った電車旅の1回目です。長旅は5月後半の高知旅行以来なので、随分久しぶりな気分です。目的地は、J R横浜線・中央本線・篠ノ井線を乗り継ぎ、長野県松本市です。

首都圏の新型コロナウイルスの感染者数が連日急増していて、東京都と神奈川県では、一日あたりの最高記録を更新し、感染爆発と騒がれています。オリンピック開幕以前から人の動きが活発化しているのに加え、感染力の強いデルタ株が流行している影響がありそうです。ワクチン接種が進んでいる効果で、死亡者数・重症者数の増加比率はそれ程顕著でもないような印象を持っています。

用心するに越したことはないものの、オリンピックで盛り上がりながら、緊急事態宣言で活動自粛を呼び掛けるという不可思議な状況でもあります。行動は自己責任と割り切って、実行することにしました。

横浜駅で京浜東北線に乗り、お隣の東神奈川駅へ。そこから横浜線で八王子駅へ向かいます。この区間は意外と長くて時間がかかります。電車内も早朝の割には乗客でそこそこ混雑しています。

八王子駅から中央線に乗り換え、二駅先の高尾駅でさらに甲府行きに乗り換えです。幸い天気に恵まれました。このあたりは山間を走るルートなので、窓から望む景色が見事です。途中、何度か駅で特急電車待ち停車がある為、甲府に着いた時には、8時を少し回っていました。約3時間かかっています。売店でパンと缶コーヒーを買い、遅めの朝ご飯です。

甲府からは松本行きの直通電車に乗り継ぎできましたが、これまた途中で何度も特急電車に抜かれます。先を急ぐ旅ではないので、ゆったり鷹揚に構えます。今回の移動のお供には、普段自宅では読むのが難しい、集中力が必要な本を選んで持ってきました。佐々木敦『ニッポンの思想』(講談社現代新書2009)です。読んでいたら、松本駅に11時過ぎに到着です。

松本城と旧開智学校

松本に行ったら、国宝松本城の観光は外せません。

私が初めて松本にやって来たのは、高校二年生の秋の修学旅行でした。松本城は日本有数の名城とされ、城マニアの人々にも評価の高いお城です。しかしながら、私が真っ先にイメージするお城は、子供の頃から慣れ親しんでいる日本一の名城、姫路城です。

あの日乗っていたバスの窓から遠めに見た松本城の第一印象は、不遜にも「ショボいなあ……」というものでした。バスを降りて、間近で見ると威容があり、公園内を散策したり、お濠と天守閣のコントラストを観て見事だと思い直しました。

再訪したのは30歳くらいの頃です。営業の仕事で、甲信越地区をよく訪れるようになりました。松本市内を観光する機会はありませんでしたが、あずさやスーパーあずさ、かいじはよく利用しました。松本駅の駅舎や周辺は、その頃と比較すると随分と洗練され、近代的になりました。

最近10年では、家族と二度ほどプライベートで訪れています。松本は、昔から割と縁の深い街です。

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今回は、松本城の天守閣に上がることにし、入場料700円を支払いました。入場制限が心配でしたが、幸い待ち時間なしで入れました。天守閣の下層階は、鉄砲類の展示が充実しています。上層階に昇る階段は結構急です。上り下りの交通整理の為、警備の方が配置されていました。整然とした、手慣れたオペレーションです。数年前に来た時は、城内が外国人観光客で溢れていましたが、今日は外国人らしき人はかなり少なかったです。

松本城が映えるのはお濠の水とのショットです。やや上空に厚い雲が広がっていたものの、青空と水とお城とのコントラストは相変わらず見事でした。

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お城の北には、旧開智学校があります。残念ながら、現在は改修工事中で参観は叶わず、外から一瞥しただけに終わりました。

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信州大学キャンパス、中町通り

旧開智学校から更に北東へと歩を進め、信州大学キャンパスを外から見学しました。特に用があった訳ではなく、地図を見て気紛れで向かったのですが、学生のいる風景はいいなあと思います。

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信州大学から引き返して、松本城の門前町にあたるエリアを散策しました。平日ということでやや閑散とした感じは否めませんでした。松本は日本有数のバーの街なのですが、本日は日帰りなので、次回のお楽しみにします。

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代わりに、スターバックスのご当地フラペチーノをお土産に電車で自宅へ戻ります。

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