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自分の欲望に向き合う

今日は、想定外の自由な時間が生まれたので、「自分の欲望に向き合う」時間を過ごしました。なかなか有益な時間だったと思うので、忘却対策としてその考えの軌跡を記録に残しておくことにしました。


2024/2/5の日記

今日、明日と私の暮らす長野県松本市に大雪の予報が出ています。朝から降り始めた雪で主要幹線が閉鎖される事態になった為、昼過ぎには退勤推奨となりました。これ幸いと仕事を切り上げ、降りしきる雪の中、スタッドレス・タイヤを履いてはいるものの、かなり距離を踏んで溝がかなり削れてグリップに不安があったので、部屋まで慎重に運転して戻って来ました。

思いがけず、生まれた自由時間なので、有効に活用したいと思い、色々積極的に頭を回転させてみました。それが、本日のテーマ『欲望』です。自分が抱いている欲望への向き合い方を考える時間でした。

欲望に向き合っていない

きっかけは、メンタリスト DaiGoさんが2024/1/27に行ったライブ『欲望の力 ~欲に従えば人生はうまくいく』をYouTubeで視聴したことでした。

何となく、欲望の薄い人、私欲を捨て去って世のため人の為に行動する人は好意的に扱われ、私欲でギラギラしている人や、社会的常識に従わず、欲望に忠実に生きているように見える人は、嫌われる対象になりがちです。私も個人的嗜好として、目標が明確で欲の強い人は何となく苦手です。

ただ最近は、自分の抱えている欲望を直視して、社会常識に囚われない方が、幸せな人生を送れる可能性が高くなるような気がしていました。その絶妙のタイミングでこの動画に出会って観たので、妙に腹落ちするものがありました。まず第一に、自分の最も大切な欲望が何であるかを明確化し、言語化できているかが問題です。私の場合は、自分の最も大切な欲望に向き合いきれていないような気がしていました。

WDEP

リアリティセラピー(現実療法)のカウンセリングにも使われる手法に、WDEPがあります。Want(欲望)、Do(行動)、Evaluation(評価)、Plan(計画)の頭文字を合わせたものです。

PDCA(Plan:計画、Do:行動、Check:検証、Action:対策)に似ている要素ではあるものの、この理論では、「Want」を特定する作業が重要な意味を持つとされます。この場合の「Want」は、日常で沸き起こる些末な欲求の積み上げではなく、何が何でも実現したい、今は実現していない満たされていない欲望である必要があります。

私の欲望に向き合う

欲望の問題に向き合って不安になったのは、私には「大きな欲望」の姿が希薄である、ということです。欲望が全く無いという訳ではなくて、ぼんやりしていて姿が思い描けていない、明確に言語化できない状態でした。「大きな欲望」がはっきりしていないと、些末で刹那的な欲望に搦め捕られてしまいそうな怖さがあります。

私には、生きる目的の一丁目一番地に定めている目標はあります。『息子のよき父になる』です。全てを犠牲にしても、譲れない目標です。しかし、その為の行動までクリアに落とし込めていません。時間的自由、経済的自由の確保も割と重要な要素ですが、所詮は手段です。

DaiGoさんは、「本当な真剣に考え抜いた末に辿り着いて欲しい結論なのだけれど……」と前置きして種明かしをしています。多くの人が隠し持っている欲望、それは、「充実した時間を送る」なのだそうですお金も、時間も、名声も、手に入れた成功者が心底欲するのは、これに尽きるようです。これには、納得感がありました。

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