見出し画像

雪国の生活

本日は、首都圏にも大雪予報が出ていましたが、ここ松本でも、こちらへ来て一番の雪を経験しました。明日からの三連休を利用して、今夜の高速バスで横浜の自宅へ帰る計画でしたが、昨夜の時点で諦めました。失意を抱えながら、今夜はアパートの部屋でビールを飲んで巣籠もりします。今週は仕事が不調で、気分転換で今夜は飲みます。

粉雪が積もって

朝起きて、窓を開けると天気予報通り雪が積もっていました。駐車場には屋根がないので、クルマも雪まみれでした。幸い、雪が降るぐらいの時は、気温的にはさほど厳しくないので、しばらくエアコンをまわすと、スタートできました。

雪が積もる中のクルマの運転は、慎重の上にも慎重さが要求されます。会社に着いてからも、雪は止む気配がありません。今日は定時まで働いて、急いで帰り支度をし、クルマに積もった雪を手伝ってもらいながら、10分程かけて払い落として家に戻りました。

冬の寂しさ

割と楽しんできた松本での単身赴任生活ですが、慣れてくるにつれて、寒い冬が身に染みる夜が増えてきました。一人で部屋で籠もる夜が増えると悶々としてきます。楽しむ術は色々と心得てはいるものの、家族と離れて暮らす寂しさがじわじわときます。

寒い冬は、20年前のデトロイト生活で経験済です。アメリカ駐在の最後の冬は、妻の父の具合が悪くて妻が長期で日本に帰っていたので、一人で過ごす時間が多かったことを思い出しました。デトロイトも冬になると娯楽が少なくて、会社と自宅の往復が中心でした。夜は簡単な食事で済ませると、ビデオを観たり、本を読んだり、妻とメールでやり取りをしたりしていました。当時の状況と今の状況は似ています。

封印してきた「頑張ろう」

私は、「頑張る」ということばに違和感を持っていることを、過去の記事にも書きました。以来意識的に、「頑張る」という気持ちとことばを封印し、流れに身を任せて自然体で過ごすことに固執してきました。

2022年の今年は、久々に「頑張る」という気持ちを思い出して、欲を出していかなければいけないなあ、と思い始めています。自分を鼓舞する、無理をする、負荷をかける。ここ数年安全地帯に引き篭って、避けてきた泥臭い行動を追い求めてみよう、と思った夜でした。頑張ります。


サポートして頂けると大変励みになります。自分の綴る文章が少しでも読んでいただける方の日々の潤いになれば嬉しいです。