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「働き方無双」を読む
現在指折りのインフルエンサーの一人として、発信や行動が注目される、ひろゆき(西村博之)さんの著書です。
ひろゆきさんといえば2chですが、今はパリに住まれているようです。日本が窮屈で退屈に感じるのか、稼げる人に冷淡な大多数の日本人に幻滅してしまうのか、裕福な著名人はどんどん海外へ移住してしまいます。
この本で書かれている内容はガチであり、確実にやってくる現実です。綺麗事や楽観論は一切なしに、日本はひろゆきさんが想定している通りの道を辿って衰退していくだろうと私も思います。
論理的に説明出来ませんが、成長を続けている新興国に行くたびに、日本が凋落していっている事実を如実に肌で感じます。
とはいえ、マクロ的に日本が沈み込むからといって個人まで萎縮して、古い価値観を守って落ちぶれていく必要はありません。
大多数の善良な日本人を縛って来た価値観が崩壊するのはチャンスでもあり、流れを読んで、したたかにサバイバルしていけばいい。ひろゆきさんの言葉を借りれば、「個人として、ワンチャンスを狙いながら幸せを目指す」のが当たり前に通用する時代が来ます。なんだかワクワクしますね。
ひろゆきさんはベーシックインカム(BI)制度を支持し、実現は可能と試算されています。私もBIについては色々と勉強中ですが、これから到来する時代、多くの人を救うために即した、人に優しい制度だと思います。
働くことに向いてない人、働く意欲が低い人が無理してお金稼ぎ目的で働くことで、世の中が非効率になるくらいなら、働かずに消費者に徹してもらうのも一案です。
生きていく為に最低限のお金(もしくはそれに相当するもの)が必要なのは紛れもない事実なのだから、働くことでしかお金を稼ぐ方法を知らない人達(私も含まれます)の生存権維持の為に、生きる為のお金を配るのは優れた解決策です。この本を読んで、人生の攻め方と守り方の基礎をしっかりと学ぶのは良い方策だと思います。
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