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海外移住するなら……

先日香港旅行をした際の印象をもとに、『香港移住はありか?』というnoteを残しました。

今日は、私が海外移住するなら…… というテーマで書いていきます。妄想気味の意見なので、移住地についての情報量は少なめです。

海外移住を考える人

もしも海外移住するなら……
日本に生まれ、日本に育った人が、海外移住を考えるのは、現在身を置いている環境に満足できていないからでしょう。

● 経済衰退が続き、閉塞感のある日本がどうにもつまらない。
● なんでも揃って便利だし、治安も良くて、綺麗だが、なんか飽きた。
● 単純に日本以外の世界を経験したい。 

かつての私も海外移住派でした。日本を飛び出したいという衝動はとても理解できます。今は、【永住覚悟で海を渡る】という大袈裟な覚悟が必要な時代ではありません。飽きたら戻ってくればいいや、とカジュアルに飛び出せる時代です。

先人の方々が尽力してくれたお蔭で、日本国のパスポートは、世界中で通用するブランドになっています。日本人だからという理由で差別を受ける地域も少ないでしょう。一度は海外移住に挑戦して損はありません。

私のお気に入りは、カナダのバンクーバー!

もしも制約が一切なく、海外移住先を自分の自由な意志で選べるのならば、私はカナダのバンクーバーを選びます。

太平洋岸に面したこの街には、これまで仕事とプライベートで2~3回訪れただけですが、気候・風景・街に漂うゆったりとした空気感がとても気に入っています。

カナダは広大な国土のわりに人口が少ないので移民に対して寛容な国です。バンクーバーはアジア系移民が多く、コスモポリタンな雰囲気があります。

バンクーバーの魅力を語るときに、「自由」「自然との共存」「レイドバック感」は外せません。この街に住んで働いている人たちは、自然を大切にし、あくせくせずに日々の生活を楽しむ印象があります。アウトドアスポーツも盛んですし、時間がゆっくり流れている感覚があります。

バンクーバーについて調べれば調べるほど、その魅力にハマります。ちょっと昔のCoyoteという雑誌のバンクーバー特集号(2006年2月発売)は、永久保存版で、心が弱っている時に手に取りたくないます。当時からは現地の雰囲気も、程好く変化していると思いますが、この街の軸になる部分はおそらく変わっていないと思います。

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海外移住への思いが強かった頃

今の私は、海外移住することに興味はありません。

しかし、子どものいなかった10年位前は、夫婦でまじめに海外移住を検討していました。妻も私も日本での仕事で時間を拘束される慌ただしい生活が嫌で、漠然と「日本を脱出したいなあ」と考えていました。

Coyoteを読んでいた2006年頃は、子供の教育の問題を考える必要もないし、海外移住に一番気持ちが傾いていた頃です。アメリカでの駐在員生活を終えて日本に帰国したばかりで、海外生活へのノスタルジィも強く、移住への抵抗感はありませんでした。海外移住経験者のお話を聞きにいったり、ネット記事や書籍を読んでは妄想を膨らませていました。

海外移住を実現させなかったのは、私達自身の決断の結果です。海外移住への憧れと私達夫婦の価値観を天秤にかけた結果、日本に留まることが得策だろうと判断したのです。

妻は海外で自由に暮らすことよりも、我が子を授かることを強く望んでいましたので、我が家では妊活が最優先事項になっていました。また、私はその頃に会社で割とやりがいのあるポジションを任せて貰っていて、会社を辞めるのは勿体無い状況でした。海外移住しないという当時の判断は間違っていなかったと思いますし、後悔はありません。

でも、海外移住を目指す人は、積極的に応援します。

サポートして頂けると大変励みになります。自分の綴る文章が少しでも読んでいただける方の日々の潤いになれば嬉しいです。