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ノー・テーマ@高速バス

明日は休暇を貰っており、横浜の自宅へ帰るため移動中の高速バスの中で、スマホからこの記事を書いています。高速バスに乗るのは、久しぶりです。ここ数ヶ月使っていなかったのは、運航経路の岡谷JCで長期の道路改修工事に入っていて、渋滞にはまって到着が遅延するのを避けたかったからです。しかし、今日は心配したほどではなく、意外とすんなり通過できました。本日はノー・テーマで思ったこと〜雑感〜を書いていくことにします。

咳に苦しんでいる

ここ数日、咳が止まらずに、苦しんでいます。症状的には、軽度の風邪のような感じです。鼻水が気になるし、咳をすると痰が絡む時があるし、私の平熱(36.1〜36.2℃)よりも若干高め(36.5〜37.0℃)になっています。コロナ禍の規制が厳しい時期ならば、このような状態だとバスへの乗車を拒否されていたかもしれません。車内では、罪滅ぼしにマスクをつけていますが、周囲の乗客の人には申し訳なく思います。

原因は数日前の寝冷えかもしれません。いつもは、エアコンのタイマーを「30分後に切る」にセットしてから寝床に入るようにしています。その日は、偶然観ていたテレビ番組で、熱中症対策のためにエアコンは夜通し付けっぱなしにしておいた方がいい、と解説していたので、そのアドバイスに従って実践してみたら、翌朝喉が痛くなっており、そこから空咳が収まらなくなりました。幸い寝込むような酷い状態ではないものの、何度も何度も咳をしていると、地味に体力が削られていく感覚があり、夜になると疲労感が増してきます。この週末は、栄養のあるものを食べて、回復に努めます。

選挙の年

2024年は世界各地で選挙があり、政治から地殻変動が起こる可能性があります。先日の東京都知事選挙は現職の三選で終了しましたが、同時期にはフランスやUKでも選挙が行われ、波乱含みの結果となっています。9月には自民党総裁選挙、11月にはアメリカ大統領選挙が控えています。

岸田首相は、これだけ不人気でも再出馬する気が満々だと言われています。「オレ以外に誰がやれる?」と言ったとか言わなかったとか...... 聞く力をアピールして支持を集めた3年前の姿はありません。就任から3年近く経過し、私には取り立てて成果を上げたようには見えず、未来に希望の種を蒔いた訳でもなく、裏金問題とその不明瞭な処分によって、政治への不信を益々増長させてしまっただけのような印象です。岸田首相には、「総理大臣になりたかっただけの人で、野太い国家観や生命を賭しても実現したい政策がない」という評価があるようです。権力は、確固たる信念に支えられていない人の人格や信条なんて簡単に変貌させてしまう、ということを、最近の岸田首相の映像を見る度に感じています。

私の中では、民主党が政権運営していた3年強(2009年8月〜2012年12月)の政治に対する失望感が強く刻まれています。その間の記憶(思い込み)が強烈なので、消去法で腐っても政権の舵取りは自民党に任せるしかないんだろうなあ、と漠然と思ってきたのですが、ひょっとしたら、今の岸田政権はあの民主党時代以下かもしれない.... という予感までしてきています。悲しいのは、今の自民党に代わって政権を委ねたいと思える力のある野党が不在だということですが、現実を直視してもらう為にも、自民党には短期間でも在野して貰った方がいいのかもしれません。

イメージがかぶる地方政治家

東京都知事選挙後、一転して「石丸構文」など、横柄な振る舞いに対してバッシングの声も聞こえてくるようになった石丸伸二氏の前職は、広島県安芸高田市長で、市長当選前はみずほ銀行で順調にキャリアを積むエリート行員でした。

私の勝手な印象なのですが、石丸氏とイメージがかぶるのが、今パワハラ疑惑の渦中にある兵庫県知事の斎藤元彦氏(元・総務省のキャリア官僚)、果たしてどんな政策を実行しているのか、市民や市の公務員から支持されているのか、批判されているのか全くわからない、横浜市長の山中竹春氏(元・大学教授)です。

三者とも、ビジュアルがすっきりしている、高学歴、政治家に転身する前には社会的に成功したポジションにいたエリート、世襲政治家ではない、という点が共通している気がしています。また、自らが強く望んで進んだ政治の道というよりは、周囲からの盛り立てに応える形で出馬し、 選挙民の刷新期待に後押しされて首長の地位に収まった(石丸氏は完全否定するでしょうが)ような印象が似ています。ドブ板で叩き上げてきた政治家独特の凄みはなく、周囲に頭を下げるより下げられる方が気持ち良く、スマートかつシャープに物事を進めるのを好むタイプにも見えます。良くも悪くも令和の政治家の1タイプだな、という気がしています。

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