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下り坂から走りはじめる

10月から朝の時間にWalkingを始めました。雨が降っている日や朝イチから出掛ける予定がある日は休みますが、1時間程度YouTubeを聴きながら、起伏のある道を歩いて、シャワーを浴びるのが日課になってきました。

10月は故障を用心してWalkingだけに徹してきましたが、そろそろ飽きてきたので、11月からは短い距離ですが、徐々にJoggingやRunningも混ぜるようにしています。

下り坂から走りはじめるとスピードに乗れる

私は下り坂からいきなり走りはじめ、勢いをつけてある程度のスピードを持続します。無理はするつもりはないので、距離にすれば1㎞も走っていないと思いますが、地面を蹴り上げる感覚やスピード感は大切にしています。平地や上り坂から走り始めると動き出しに馬力がいるので、ゆっくりしたペースになってしまいます。

私は中学、高校と陸上競技をやっていて、社会人になってからも思い立って10㎞のロードレースに出場したりもしているので、走ることは全くの素人ではありません。昔から下り坂の走りが得意でした。

スピードの出る下り坂はどうしてもブレーキをかけながら走ってしまうものですが、体重移動の技術云々よりも恐怖心を捨てて勢いで下ると意外とすいすい走れます。スピードに乗ってしまった方が身体へのダメージも残りません。箱根駅伝の山下り、6区のランナーでも、スピードを出すことへの恐怖心を捨てられる度胸のある選手は、下りのスペシャリストとして平地での走力以上のタイムで走れたりするものです。

人生後半戦の走り方

人生後半戦はこれまで上ってきた山を下るステージでもあります。周囲の景色を眺めながらゆっくりと下るのも一興ですが、下り基調の道こそ度胸を決め、スピードをつけて下っていく方が意外とうまくいくのではないかと思っています。

私の人生前半戦はかなり慎重な安全運転で、注意深く過ごしてきましたので、周囲の人達が安全志向に転じるこのあたりからエネルギー全開で爆発していければいいかな、と思っています。

逆張り人生で生きていく

私の人生は結果的に逆張りになっています。天の邪鬼で、世の流れとは別の道を生きたがる性向があります。就職先も、当時は金融機関や総合商社が花形でしたが、衰退産業と考えられていた地味めで堅い産業界に進みました。

投資も、「人の行く 裏に道あり 花の山」で相場の流れとは逆の方向や見過ごされている分野に張る方が好きです。他人と同じことをしたくない気質が強く、損な生き方だと自覚しますが、もう変えられないと思います。

下り坂から走りはじめる、を極めていければ最高です。

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