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気分が変わりやすいお天気屋の私が目指すもの

気分が変わりやすい人のことを"お天気屋"と言ったりします。私はまさにそれです。年齢を重ねた今でもその時の気分に左右されることが多く、それが顔の表情や態度や行動に現れてしまうので損をすることも多いです。自分の欠点の中でも直したい点のひとつです。

その日の天気がその日の気分に反映されることも多くて、朝、晴天だと何となく気分が晴れ、曇天や雨だと気分が曇る。同じ晴天でも湿度が高くて猛暑だと気分が折れる。実に厄介です。

以前は、いつも平常心で、ポジティブでいられるようにと自分を追い込み、できないと自身を責めていたのですが、自分は気分の浮き沈みが激しい性格なんだと諦めた最近は、無理に気分を制御しようともがくのではなく、その時の自分の気分状態を自覚した上でうまく付き合うことを目指しています。

結果、他人にとてつもない迷惑をかけている訳ではなく(私の主観的判断なので、人によってはとてつもなく迷惑と感じているかもしれません)、自分のパフォーマンスにも極端なマイナス影響が出ていないのであれば、まあオーケーだと自己採点を甘くするようにしています。

日々のパフォーマンスに感情や気分の変化が影響しないようにするには、特定の行動をルーチン化し、最終的には無意識の内に出来るように習慣化することも有効です。

一般的に良いとされている行動… 例えば、声を出して人に挨拶をする、真っ直ぐ前を見て背筋を伸ばして歩く、他人からやってもらったことにきちんとありがとうと言う、などを日々継続し、無意識レベルでやれるように習慣化することは大切でしょう。これが出来ている人ならば、一時的に悪の気分や感情に支配されて問題発言や問題行動をしてしまったとしても、ダークサイドまでは落ちずに踏み止まれるように思います。

何が「良い行動」なのかは人によって違います。まずは思いついた行動を繰り返してみて、しっくり来るものを採用すればよいと思います。自分が気持ち良くて、相手からも好意を持ってもらえる言動・態度・行動とはなんなのか?、私も日々試行錯誤を繰り返しております。

良い行動をしなきゃ、良い習慣まで昇華させなきゃ、という意識が強くなり過ぎて、それがストレスになっては逆効果です。反動で行動できない自分、そうなれない自分への蔑視や絶望に向かうのはよくありません。自省は程々にして、「それも自分なのさ」と前を向く。明日があります。

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