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海の向こうで戦争が起こっている

この週末の間、中東で新たな戦争が開始されてしまいました。ウクライナ戦争も終結の見通しが立たない中、中東でも紛争が勃発し、一気に国際情勢が緊迫した状況となってきました。本日は、『海の向こうで戦争が起こっている』というテーマで現時点の簡単な状況と感想を記録しておきます。

新たな戦争

2023/10/7、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配中のイスラム組織ハマスが、突如としてイスラエル領土に大規模な攻撃を開始し、民間人を含む多数の死傷者が出ました。イスラエルは、直ちに報復行動を開始し、ガザ地区に大規模空爆攻撃を実施し、こちらも多数の死傷者が出ている模様です。1973年10月に起こった第四次中東戦争を上回る、大規模な戦闘になっているとも報じられています。

私は、不覚にも情報をキャッチするのが遅れ、今朝になってからようやく、起こっている状況を理解しました。イスラエルとアラブ諸国とは常に緊張感のある関係が続いているなで、パレスチナはいつ紛争が起こってもおかしく地域ではあるものの、全く油断していて、衝撃を受けています。

戦闘の背景

報道機関では、今回の戦闘開始の背景について、専門家が登場して解説が行われています。イランと米国の関係修復の機運や、イスラエルとUAE、サウジアラビアの関係改善などで、これら状況変化によって危機意識を抱いたハマスの先制攻撃説が言われています。

2023年10月7日は、ユダヤ教の安息日にあたる土曜日でもあり、ユダヤ教の戒律で労働や移動が厳しく制限されるシムハット・トーラーの祭日とシャバットの祭日が重なる日だったため、各所で祭典行事が行われていたとされます。人々が集まる中に、突如として砲弾が撃ち込まれてきた、と想像するだけでも痛ましいものがあります。

実態理解の為の情報収集

戦闘の最中であり、この時点では情報が錯綜していますので、フェイクニュースに注意が必要です。私は、学生時代に国際法を専攻しており、国際政治には元々興味がありました。しかしながら、年齢を重ねるごとに、理解は表層的となっており、持っている知識も古くなっています。推移を適宜追い掛けてみたいと思います。

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