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海外旅行を手軽に愉しめる時代に
日本脱出
今日から2泊(+1機中泊)4日で香港在住の友人に会いにいきます。この時期の香港行きは、会社を辞める決意をした割と早い時期に決めていました。
しかしながら、香港暴動で大混乱の最中にぶち当たってしまいました。空港から市内へ入る公共機関が完全に麻痺しているようなので、少し不安があります。これまでの海外出張で培った豊富な経験を活かし、数々のノウハウを駆使して何とか乗り切りたいと思います。
コスパ最高
今回の旅の費用は、総額5万円程度を見込んでいます。香港往復航空券は、貯めていたANAのマイレージで手配したので、発券手数料のみの負担です。
現地では友人宅にお世話になるので宿泊代はかかりません。持参するお土産(最近発売されたパフュームのベスト盤)代のみです。現地での交通費と遊興費はケチらないつもりですが、かなりコスパよく遊べると思います。
インターネットサービスの効果は絶大
インターネットが海外旅行への心理的障壁を下げ、利便性の向上に果たした役割は絶大です。フライトチケットも、現地のホテル予約もネットを利用すれば、簡単に予約が出来ます。目的地の情報を発信しているサイトも検索すれば無数に見つかります。
人生前半戦での後悔があるとすれば、10〜20代の頃に、もっと積極的に海外旅行をしておけばよかったということです。当時から海外への興味は人一倍あったのに、いかない言い訳ばかりを並べていました。英語に対する苦手意識があるし、現地の治安状況への不安があるし、お金もかかるし、手配は面倒だし、人付き合いも苦手だし…… とマイナス面ばかりが気になってしまって、行動を避けていました。今なら「海外旅行なんて何てことない」と平気で言えますが、場数を踏んで、経験が蓄積しない間は不安しかありませんでした。
若い世代の方には、飛行機に乗るためには、数日前に電話でリコンファーム(Reconfirmation)が必要だった時代を知らない人もいるかと思います。外国語対応への不安には、最近性能向上が目覚ましい翻訳ツールを使うという解決方法もあります。
旅需要増加による付随的な経済効果
インターネット利用による利便性向上で、旅行者が増えることによる経済効果は非常に大きなものがあります。サービスはこれからも益々低価格化と高機能化と効率化が進むでしょうし、想像もしていなかった新サービスも誕生するでしょう。
日本のトラベラーへのサービス向上は、日本にやってくる外国人の増加にも確実に寄与します。いわゆるインバウンド需要は、日本経済にとって最早無視の出来ない経済規模になっています。来日客を意識したサービスの強化によって、様々なニーズが生まれそうです。日本では衰退事業と考えられていたものが突如価値を吹き返す可能性もあり、旅周辺にはまだまだビジネスチャンスが落ちていそうです。
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