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好きな楽曲:『ショー・ミー・ザ・ウェイ』

本日取り上げる"好きな楽曲"は、ピーター・フランプトン(Peter Frampton 1950/4/22- )『ショー・ミー・ザ・ウェイ Show Me The Way 1977』です。名盤『フランプトン・カムズ・アライブ! Frampton Comes Alive! 1976』に収められている一曲です。

二枚組ライブの名盤

ピーター・フランプトンは、英国・ロンドン出身(通っていた小学校では、デビッド・ボウイ―の後輩という話あり)で、ザ・ハード (The Herd)、ハンブル・パイ(Humble Pie)でならしたギタリストでした。1972年にハンブル・パイを円満に脱退した後は、しばらく雌伏の時期を送っており、死亡説も流れました。

1974年から地道なライブ活動を再開し、軌道に乗り始めたことで満を持して出したアルバムが、1976年発売の二枚組ライブアルバム『フランプトン・カムズ・アライブ!』です。全世界で1,000万枚以上を売り上げたこの名盤は、大学生の頃にレコードを探して中古で買いました。

衝撃の一曲でした

出会い自体はそれよりも古く、まだ中学生だった1983年頃、確かFMラジオでした。聴いた瞬間に「なんじゃ、これ!?」でした。冒頭の屁のようなギターリフ(中学生の私は、トーキングモジュレーターなる機器があることは知りませんでした)にぶっ飛び、エアチェックしたテープを数週間聴き続けました。相前後して、FMレコパルの『名盤特集』みたいなコーナーでもフランプトンのアルバムが取り上げられていました。

すぐさま近所のレコード店を漁ると、アルバムは簡単に見つかりましたが、二枚組なので確か定価で3,600円位でした。中学生のお小遣いで買うには、勇気の要る価格です。悩みに悩んだ末に買うのを諦め、そこから月日が流れました。

大学生になって、アルバイトを始めるとアルバムやCD(当時はCD黎明期)を買える余裕ができました。その日も中古レコード店で時間潰しをしていたら、馴染みのあるフランプトンの顔のアップが目につきました。即買いしました。セール品で500円くらいだったと記憶しています。

数年振りに今度は神戸の下宿で、数週間流しっぱなしでした。そんな思い出深い曲です。

好きな曲が甦るのは至福

今日は松本市内に飲みに出ていました。帰り道で突然、この曲が頭の中に流れてきました。理由はさっぱりわかりませんが、これも何かのお告げでしょう。久しく忘れていたこの曲をテーマにnoteを書くことに決めました。今、YouTubeで音源を繰り返し聴いています。音楽って、記憶を持っているっていいものです。

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