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デーブ大久保✖長嶋一茂 対談からの学び

本日は、元プロ野球選手の大久保博元(デーブ)氏と長嶋一茂氏のYouTube対談動画からの学びです。

プロ野球OBのYouTubeチャンネルは面白い

ここ数日、過去にプロ野球の世界で大活躍されてきたスター選手たちが開設したYouTuneチャンネルばかり観ています。片岡篤史氏のものは以前から楽しんでいましたが、色々漁った結果、石毛宏典氏、田尾安志氏、里崎智也氏らのチャンネルはゲストも豪華で話題も面白いと感じています。

大久保博元氏が、2020年6月に開設した『デーブ大久保チャンネル』もその一つです。今回取り上げる長嶋一茂氏との対談動画は全4回で、私に刺さったのは第3回と第4回の一茂氏の考え方です。自分の価値観、考えていたことと凄く似ていたので、備忘録を残します。

一茂氏の語る考え方への共感

✔ 自分で自分の弱さを認めている。
✔ 勝負を諦めている世界にはいたくない。無様でも、結果が出なくても、土俵に上がり続けることが自分の弱さを克服する道になる。
✔ 今は人生の目標、目的なんてない。今を楽しむことに集中したい。
✔ やりたいこと(プロ野球選手・主演俳優・映画制作)は40くらいまでに全てやった。
✔ 明日を全く考えない訳ではない。家族を守るのは最低限の義務。
✔ 死ぬ前に人生を振り返って10勝9敗ならOKと考える。
✔ 体裁や世間体を優先すると、人生はハードモードになる。
✔ 自分の信念に従う。そこに世間のニーズがあるかどうかは別問題。
✔ 自分のことなんて最後までわからない。
✔ 物欲は意味がない。
✔ 友達はいらない。知人程度の人からの期待なんて背負えない。
✔ 協調性は必要ない。みんなに好かれるなんて無理。
✔ 思い込みを強く持ったものが勝ち。
✔ 他人から受けている誤解をとくための努力と時間が無駄。
✔ 有事にも笑顔でいる人についていった方がいい。
✔ 笑って死ねるのが一番。100戦100勝なんてあり得ない。
✔ 等身大で、嘘なく生きるしかない。

50代、人生経験を重ねたからこそ語れる価値観

私には、共感で頷きたいことばの連続でした。デーブ氏も、一茂氏も、プロ野球現役時代に、超一流の成績を残した選手ではありません。失礼ながら、野球でのパフォーマンスよりも、キャラクター性や話題性が先行で取り上げられる方が多い選手だった、という印象があります。

一茂氏は、20代、30代の頃からうっすらとこのような価値観を持たれていたのだと思います。ただ、その当時に同じことを語っても周囲には受け容れられなかっただろうし、窘められた可能性が高かったと思います。

年齢と共に様々な経験を重ねたからこそ、『自分を殺して周囲に迎合しても仕方がない』という意識が一層強くなり、日頃の言動や行動にも反映されていったのではないかと想像します。

内容的には賛否両論がある話だと思いますし、老成し過ぎていて、若い年代の人が従わない方がいいような態度もあります。でも50代を迎えた私は彼ら二人が力説している価値観を強く支持したい気持ちが強くあります。

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