休日、GRを持って夕暮れの街に出る
僕にとって最強のスナップカメラ。RICOH GR III。
撮りたい気持ちを少しも邪魔することのないコンパクトさとデザイン。去年夏の購入から半年以上が経ちましたがとにかく使っています。
3連休最終日のきのう、夕方の光に誘われて家を出ました。家族は部屋で映画を見ていたので久しぶりに1人で歩くスナップです。
東京にも畑はある。というか、むしろうちのまわりは畑が多めです。
畑のまわりは空が広いからこの時間の空を写すにはちょうどいい。
今は何が植えられているのだろうか。
古びたアパートに写る木々の影。
よく「何気ない日常」とか「なんでもない景色」って言うけど、それは後で写真を見返したときに思うものであって、撮ると決めたときはほんの少しでも心は動いたはず。
「お〜!何気ないなー!」ってシャッターを切るって、なかなかないでしょ。
僕自身もこういう写真を撮って、あまり考えずに「なんでもない景色」って言っちゃうんですが、それってつまり写真を説明する技術が足りないってことじゃないだろうか。
シャッターを切った理由や構図選択の意図。これを自分なりに噛み砕かないと次に進めない感覚。このへんが最近のテーマです。
この写真は2台並んだ自販機の色合い。地味なタバコ屋が背景だから余計に目を引く。店先のカブと自転車はあった方がいいのか、それともない方がいいのか。写真としてはない方がいい気がするけどそうなるとリアルさ、生活感に欠けるようにも思える。
あ、この自販機ってよく見るとコカコーラとペプシのガチンコ対決なんだ。
レトロ風の車が2台。
腕を必死に伸ばして撮った春。
東南アジアの電線もすごいけど東京の電線もなかなかやる。
もうすぐ日没。たしか17:30くらい。川のそばを歩いてみる。
こういうのは圧倒的に夕方の光が良い。
逆光がビニールハウスの骨組みをハッキリと映し出す。帰り道もまたビニールハウスを撮った。全然東京らしくないスナップ。
GR IIIの通算2036枚目。これがこの日のラストカットです。
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