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行きたい場所へは行くべきだ

本日は、『生きたい場所は行くべきだ』というテーマで、思いを語ってみます。


世界を飛び回ることを夢見た少年時代

私は10代の頃から海外かぶれで、世界中を旅してみたいという願望がありました。洋楽を熱心に聴いていた影響もあったと思います。学校の科目でも、地理と歴史は得意科目でした。大人になったら、一箇所に固まらず、世界を飛び回る生活をすることに憧れていました。

言い訳だらけで踏み出さなかった若い頃の私

にもかかわらず、学生時代に外国語を熱心に勉強しませんでした。なんやかんやと理由をつけて、海外旅行にも行きませんでした。これは数少ない人生の後悔です。当時の私は若い時の外国体験に時間とお金を投資することの重要性が全然わかっていませんでした。

幸運にも世界を飛び回る生活は、会社員になってから叶いました。夢は現実となり、会社員時代に訪れた国は30カ国以上になります。訪れた場所の風景や街並みの多くは、今も脳裏にしっかりと焼き付いています。人生前半戦を会社員生活に耐えたお陰で、「行きたい場所」リストの多くにバツ印をつけることが出来ました。パリやイスタンブール、ストックホルム、サウジアラビアのジェッダなどは印象深い街です。そして、僅か4年間ではありましたが、憧れだった海外生活も経験できました。

旅に出るハードルは劇的に下がっている

今、旅に出ることのハードルは劇的に下がっています。インターネットを利用すれば、飛行機の予約も、ホテルの予約も簡単にできますし、行きたい場所に行くだけなら、時間とお金があれば可能です。外国語の問題はもはや大きな障壁でもありません。実際に行動に移すかどうかの決断だけです。

空気を読んだり、行かない言い訳を探したりして外国旅行の予定を先延ばしにしていると、頭は固くなり、肉体的にも老いていき、実現可能性はどんどんと狭まっていきます。人生は短い。どうしても行きたい場所があるのであれば、どんどん計画してさっさと行ってしまうべきです。

旅は経験であり、場数がモノをいいます。未知の場所に向かうのは、最初は不安でも、旅を重ねていると経験値が自然に上がっていきます。慣れてくると、次の旅に出かける心理的ハードルはどんどん下がるものです。

行けていない街に思いを馳せる

私が、一度は行ってみたいと思いながら未だに行けていない海外の街は、アイルランドのダブリン、スペインのバルセロナ、チェコのプラハ、イタリアのローマ、デンマークのコペンハーゲン、フィンランドのヘルシンキ、アルゼンチンのブエノスアイレス、あたりです。

特にアイルランドの首都、ダブリンは、学生時代の卒業旅行で一度は計画したものの、当時起こった中東湾岸戦争にビビッて渡航を取り止めて以来、訪れる縁が無く、時間が過ぎてしまったのは残念です。

日本国内にも、私がよく知らないだけで魅力的な場所が無数にあることでしょう。人生後半戦を迎え、日本国内の魅力的な街を一つ一つ訪ね歩きたい思いの方が強いです。

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