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大切な人と四六時中一緒にいるのは逆効果

本日は『大切な人と四六時中一緒にいるのは逆効果』という私の持論について掘り下げてみたいと思います。

あなたの大切な人は?

「あなたの大切な人は?」 と問われて真っ先に頭に思い浮かぶのは、妻と息子、つまり私の家族です。胸に手を当ててじっくり考えてみても、答えは変わりません。家族は、絶対に喪いたくはないものです。

私のスタンス

しかしながら、四六時中家族と一緒に過ごしたいかと問われたら、それはNoです。多分、妻も同じ気持ちでしょう。「"亭主元気で留守がいい"って考えた人、天才だわ……」と私にしみじみと真顔で言うのを何度か聞いています。間違いありません。

常に一緒にいる生活をしていると、おそらく関係がギクシャクして、些細な喧嘩や諍いが絶えず、険悪な空気が恒常化して、最終的には関係が崩壊してしまうような気がします。それは絶対に絶対に避けたいことなので、戦略的に距離をあけることを徹底しています。

四六時中、一緒にいたいですか?

学生時代だった頃、当時よくつるんでいた仲間と、サザンオールスターズの名曲「真夏の果実」の歌詞に出てくる"四六時中も好きと言って"と言う女性についてどう思うか? という議論をしたことがあります。

おそらくは相手からそんな甘い台詞を言われることなんかなさそうな面々ばかりだったにもかかわらず、"なんか面倒臭いなあ"、"絶対無理!"、"相手のタイプによるなあ"など、わりとネガティブな意見の方が強かった記憶があります。最終的には、「まあ俺たちそういうこと言ってもらえる可能性なんてないから考えるだけ時間の無駄だな」という結論に落ち着きました。

どんなに大切に思う人でもずっと一緒にはいない方がいい、というのは私だけの意見ではなさそうです。

大切な人ほど適度な距離が大事だ

良好な人間関係を構築し、お互いにとっての大切な人になる為には、一定期間濃密な時間を共有する経験は不可欠だろうと思います。しかしながら、そこでできた良好な関係を長い期間に亘って維持したいのであれば、適度な距離感、離れている時間は必要になると思っています。

私にも家族以外に「また会いたいなあ」と思っている人が沢山いて、そういう人は「四六時中会っていても大丈夫かも」と思わせる雰囲気を漂わせていることも多いのです。それでも、実際にそれが現実化すると少々きついな…… となっていく可能性の方が高いと思います。

なので、関係を崩壊させたくないと思っている人とは、努めて適度な距離感を大切にしていきたい、と思うこの頃です。次にその大切な人に会うまでに自分を磨いていこう、という姿勢が大切なのではないかと思います。


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