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旅の記録: 2019/7/11 ワシントンD.C.〜メキシコシティ

7/9-14の予定で、アメリカ・メキシコ出張に来ていますので、旅の備忘録を残します。

ワシントンD.C. 3日目

出張も3日目になると、少しずつ時差ボケも薄れてきて現地時間に身体が慣れつつあります。それでも、相変わらず3:00前には目が覚めてしまうので、朝食までの時間をnote執筆に充てています。

7/11の木曜日は、アメリカからメキシコへの移動だけの予定です。しかも、次の目的地、メキシコシティへ移動するフライトは、ワシントン・ダレス空港17:10発なので、午前中は完全に私のフリータイムとなります。

今回の旅で泊まっているホテルは、ワシントンD.C.からポトマック川を渡ったクリスタルシティというエリアにあり、観光スポットの集中するエリアまで徒歩ではきつい距離(地下鉄利用で15分くらい)にあります。

しかし折角アメリカの首都ワシントンまで来たのですから、スミソニアン博物館のうちの一つで人気の航空宇宙博物館や昨日駆け足過ぎて見逃した作品が多いナショナルギャラリー・オブ・アートも立ち寄りたいところです。スミソニアンの各施設は入場無料ですからね。

また、ホテルからダレス空港まではタクシーやUberならば45分、バス・電車を乗り継いだ場合は、連結が悪いと軽く1.5時間はかかります。ダレス空港は手荷物チェック時の混雑が酷いので、最低でもフライト出発時刻の2時間半前には着いておきたいところです。

以上を踏まえた結果、本日の行動は以下となりました。

・先にホテルをチェックアウトし、荷物はホテルで預かってもらい、軽装でダウンタウンへ地下鉄で向かう。
・朝食は豪勢に、ホワイトハウス近くのOld Ebbitt Grillを再訪する。
・ホワイトハウス含め、官庁街の歴史的建造物群の中を散策する。
・ワシントンモニュメントとキャピトルを眺めながら緑の芝生で休憩する。
・航空宇宙博物館を見学する。
・ナショナルギャラリーを見学する。
・ランチはパスしてホテルに戻る。

写真を交えて補足していきます。

ワシントンの地下鉄

ワシントン観光では地下鉄の利用が便利です。乗り降りにはスイカやパスモにあたるsmartripという専用のカードを使います。先に金額をチャージしておいて利用の度に引き落とされるので、仕組みはパスモやスイカと同じです。料金が乗車区間毎に設定されているのは日本と同じですが、ピーク時とオフピーク時で値段が違うのがちょっと面白い所です。

ダウンタウンで朝食を

朝食を済ませたOld Ebbitt Grillは、ホワイトハウスから至近の距離にあり、歴代大統領も通ったという伝統と格式のあるレストランです。私は2016年に続いて2回目の利用です。昼食と夕食時は事前予約無しでは厳しいので、7:30からやっている朝食での利用をお奨めします。

エスタブリッシュ系と思われる人達も、大勢来ているので、アジア系人種へのサービスは、サーバーから若干手抜き対応される懸念はありますが、コンチネンタルブレックファーストとコーヒーで、チップ込み25USDくらいです。

ついでにホワイトハウスにも立ち寄りました。星条旗が掲揚されていたので、トランプ大統領もこの時間は館内に居たのではないかと思われます。写真左後方に鉛筆のような頭が見えているのが、ワシントンモニュメントです。

こちらはホワイトハウスの隣にある財務省ビルです。 建物が沿っているペンシルバニアSt.が工事閉鎖されているので、遠目からの撮影になっています。

ここまででまだ9時くらい。博物館や美術館の多くは10:00からの開館なので、街を散策したり、緑の芝生横のベンチで休憩したりして時間を潰しました。

宇宙航空博物館

開館前の入場待ちの列に並んで、念願の宇宙航空博物館へ。アメリカ駐在時代の2003年に妻と旅行で訪れて以来の再訪となります。

飛行機開発やロケット開発の歴史などが好きな人にはたまらない施設です。私はあまり詳しくないので、展示物を急いで観て回って、息子用にTシャツのお土産を買い、小一時間で退散しました。

ナショナルギャラリー

続いて、昨日中途半端に終わってしまったナショナルギャラリーに移動し、肖像画のエリアやかつて栄華を誇ったオランダ、フランダース地方の絵画鑑賞を楽しみました。ミーハーですが、フェルメールやレンブラントの作品を写真に撮って来ました。

この時点でまだ12時にもなっていなかったのですが、予想外に蒸し暑くて街歩きで体力を消耗したので、少し早いですがホテルに戻り、荷物を受け取って早目にダレス空港に向かうことにしました。

ダレス空港への移動

ダレス空港へは、地下鉄のシルバーラインで終点のWiehle-Reston Eastまで行き、バスに乗り換える最安値コースで行きました。シルバーラインは最終的にはダレス空港まで延伸される見込みで、高速道路沿いに線路を敷設工事中です。駅の建物も幾つかありました。

空港で大誤算が発生

ダレス空港には2時過ぎに到着。悪評高い手荷物検査の列を抜けるのに40分程度要しましたが、出発の3時間前から並んだので余裕を持ってクリアです。ここの混雑は読めないので、早目の到着をお勧めします。

メキシコシティへの移動にはスターアライアンスメンバーのユナイテッド航空を利用するので、ANAのステイタスでラウンジが使えます。出発のCゲートにあるユナイテッド航空のラウンジに入って昼夜兼用食を食べようと思ったら、意外にショボく、クリームブロッコリースープ(実は好物)とバナナ、コーヒーで済ませました。

手荷物検査に並んでいる間に天候が崩れたようで、雨が降り出していました。私の乗るフライトも17:30発に遅延との連絡がありました。その後、サンダーストームが発生して、空港到着に支障が出る事態となり、その煽りを食って、キャンセルになる飛行機が出始めました。

メキシコシティ行きは、機体の問題はなかったものの、搭乗予定のキャビンクルー達が乗っていたミネアポリスからダレスへの便が遅延したことで出発出来ない状態になっていました。

状況は二転三転しましたが、幸いにして約2時間遅れの19:15に飛んでくれたので、助かりました。ただ、メキシコシティ到着は深夜となり、ホテルのチェックインが完了した時には日付けが変わっていました。

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